こんにちは、日本コミュニケーション育児協会の珠里です。先日、「子どものことを大嫌いって思ってしまうんです……どうしたらいいですか?」というご相談をいただきました。
実はわたしも同じことで悩んでいた時期がありました。そして、「子どもを大嫌いなんて思うなんて、いけないことだよね……」と自分を責め、誰にも言えずに苦しくつらかったということをよく覚えています。
そんなわたしですが、今では子どもたちのことを「好きです。大切です」と言えるようになっています。それは、わたしは子どものことを嫌いなのではなく、子どもと一緒に過ごす時間、距離の取り方、関わり方が苦手なだけ、ということに気付いたからだと思います。
ご自分を責めていませんか?
お子さんと一緒に過ごす時間、距離の取り方、関わり方に「どうしたらいいの~?こんなはずじゃなかった!もうわからない!!」と戸惑っていたり、悩んでいたりしませんか? そして、「なんで、ちゃんとできないんだろう……どうして、こんなことばかり考えちゃうんだろう……」と、ご自分を責めていませんか?
苦手なものは苦手で大丈夫!
苦手なものは苦手で大丈夫! 子どもと関わることが苦手ということは、決して悪いことではないんです!自分のことを責めなくてもいいんですよ。自分を責めるのではなく、一生懸命にお子さんと向き合おうとしているご自分のことを認めてあげてくださいね。すると少し気持ちに余裕ができ、お子さんとの関わり方にも少し余裕が持てるようになります。
少しの余裕が気持ちを変える
この少しの余裕が、「子どものことが嫌いなんじゃなくて、苦手なんだ」という大きな気付きを与えてくれます。先ほどもお伝えしましたが、苦手なことは決して悪いことではないんです! 苦手だからこそよりよくしたいと一生懸命になるのですよね。一生懸命になるのはお子さんのことが「大切」だからですよね。「苦手だけれど、大切」ということですよね♪
そう「大嫌い!」ではないんですよね。ただ、お子さんと一緒に過ごす時間や距離の取り方、関わり方が苦手なだけ。そして、大切ということは「好き」ということですものね。好きだから大切に思うのですものね。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。