猫たちの予想外の行動に驚かされまくり!?
キャット・ラブ: ネコに捧げる愛の歌
☑︎対象年齢:すべて
☑︎上映時間:1時間
☑︎ジャンル:ドキュメンタリー映画、キッズ・ファミリー映画
☑︎出 演:ニコレット・クライファー
映画ライター かさきさん
【おすすめポイント!】
ゆったりと落ち着いた猫・アバツツの愛らしい映像や、たくさんの猫たちの、おもしろ動画がたくさん! 猫づくしの本作を見ると、ほっこりとしたあたたかい気分になります!
作品のあらすじ
オペラやバレエに出演した事もあるオランダの大人気のスター猫・アバツツのドキュメンタリー。どうやってアバツツがオランダでスターとなったかを明らかにしたり、猫たちの感動物語やおもしろ動画などを紹介したりと、猫好きにはたまらない動画が盛りだくさん。
作品の魅力
「猫と水」、「猫と子ども」、「猫と音楽」、「猫とごはん」、「子猫たち」、「猫とその他の動物」などといったテーマごとの動画がそれぞれ10点以上は紹介されています。ガラス越しの窓掃除のスポンジに合わせて前足で忙しくじゃれる子猫や前足でレコードを抑え、DJのような動きをしている猫など、驚くような動きをする猫が多く登場。
どれもかわいい猫ばかりで心温まる作品。お家に猫がいなくても、猫づくしの1時間が過ごせます!
また、オランダの作品である本作ですが、猫たちのおもしろ動画のひとつに、日本のYou Tubeチャンネル「猫ナビ編集部」の有名な動画が登場します。6千万回以上再生された動画「ねことドミノ」では、3分に及ぶ猫とドミノとの共演が見られます。思わずクスッと笑ってしまうシチュエーション満載の動画です。
わが家の3歳の子どもも大好きな動画で、マイペースにドミノを見守る猫たちや、ドミノに組み込まれた仕掛け(ドミノが倒れる事でボールが転がり、転がった先でボールが新たなドミノを倒すといったピタゴラ装置のようなもの)に興味津々です。ドミノが倒れるときに「猫ちゃんが倒しちゃったね」と得意げに報告してくれます。
肩の力を抜いてネコのかわいさに夢中になれる「キャット・ラブ: ネコに捧げる愛の歌」で、さまざまな猫の映像を、お子さんと一緒に笑いながら楽しんでみてくださいね。
Netflix映画「キャット・ラブ: ネコに捧げる愛の歌」独占配信中
猫の心がゲットできちゃう! 専門家が猫の生態を解説!
教えて? ネコのココロ
☑︎対象年齢:7歳以上
☑︎上映時間:1時間7分
☑︎ジャンル:ドキュメンタリー映画、キッズ・ファミリー映画
映画ライター かさきさん
【オススメポイント!】
猫の毛が1本ずつ見えるほど、映像の美しさが格別! ふわふわの毛を見ていると、触ったことがあるかのような気分になってしまいます。本作で解説される、猫と仲良くなる方法はぜひ試してみたくなりますよ!
作品のあらすじ
「猫に芸を教えることはできるのか? 猫は本当に人間に関心がないのか?」などといった猫の意外な事実を、美麗な映像とともに紹介するドキュメンタリー。猫の研究者たちが証明した、猫の表情や気持ちの理解の仕方、人との関わり方、猫の身体能力の秘密をわかりやすく解説する作品。
作品の魅力
猫は気分屋な性格で有名な動物。
本作では、そんな猫と仲良くなりたいときの猫との距離の縮め方なども解説しており、「アイコンタクトや距離の取り方が重要だ」などと専門家が説明しています。
猫と接したときに何となく感じていたことかも知れませんが、研究者が証明していたのには驚きですよね。
わが家の子どもは猫が大好きですが、触れる機会はなかなかありません。もし猫に会えることがあれば、本作で紹介される方法を子どもにも教えてみたくなります。家で猫を飼っていなくても、散歩中に見かけたときや親戚の家で接するときに、猫と仲良くなれたらうれしいですよね。
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猫のかわいさが詰め込まれたアニメーション作品!
泣きたい私は猫をかぶる
☑︎対象年齢:7歳以上
☑︎上映時間:1時間 45分
☑︎ジャンル:ファミリー向け映画、SF・ファンタジーアニメ、恋愛アニメ、キッズ・ファミリー映画、ラブロマンス
☑︎出 演:志田未来、花江夏樹、小木博明、山寺 宏一など
映画ライター かさきさん
【オススメポイント!】
猫を見ていると「猫になって毎日寝ていたら楽しそうだなぁ……」と妄想してしまいますが、まさにその夢を叶える映画です。猫と過ごす人間がリラックスする姿を見ると猫を飼いたくなってしまいます。
作品のあらすじ
笹木美代(ささき みよ)は元気で明るい中学生。同級生の日之出賢人(ひので けんと)に思いを寄せ、毎日猛烈なアタックを続けては、相手にされずそれでも負けずにアタックを続けている。そんなふうに行動をし続ける笹木美代は、同級生から無限大謎人間・ムゲと呼ばれていた。そんな賢人に思いを寄せる、ムゲにはある秘密があった。
夏祭りの夜、ムゲは人気のない場所でお面屋を見つけ、服を着て喋る不思議な猫の店主から、猫のお面をもらう。ムゲはそのお面をつけることで、なんと自由に猫に変身出来るようになったのだ。猫になったムゲは賢人の家で「太郎」としてかわいがられるが、次第に人間と猫との境界が曖昧になっていき……。
作品の魅力
猫に変身したムゲは、「太郎」という名前で大好きな賢人の家に行き、かわいがってもらいます。太郎は真っ白い毛と青い目が印象的な太郎はとてもかわいらしい猫。ちょこんとした前足で賢人の膝をふみふみする太郎も、脇を持って抱っこされると胴が伸びたような体制になる太郎も、猫のかわいさが詰まっています。猫の柔らかさが十二分に描かれている作品です。
また猫の太郎の愛らしさは、疲れた気分もほぐしてくれます。普段の学校では無愛想なのに、太郎だけに心を開いたときの賢人の態度や笑顔も魅力的。猫の癒やし効果がこちらにまで伝わってきて、やさしい気持ちになれる瞬間です。
さらに、猫がかわいいだけではありません。本作では、人間の複雑な心情も表されています。学校では底なしに明るいムゲ(笹木美代)ですが、家では気を遣って本当の居場所はありません。母は家を出てしまい、父は再婚相手の薫を優先して気遣い、薫はまだムゲに対して距離を感じていてぎこちなく気を遣います。
賢人のほうも、家業の陶芸工房の経営が苦しく「しっかり進路を決めなさい」と賢人の母は、中学生の賢人に圧をかけます。ほんとうは陶芸を続けたい賢人でしたが、その道に進みたいとは言い出せず、葛藤します。
中学生のお話ながらも親目線で見てしまうと、親の大変さも想像出来る一方で、ムゲと賢人の「つらさに耐えようと頑張っている姿」にも胸が痛みます。「親がすべて助けてあげられたら」ともちろん思いますが、そうもいきませんよね。「うまくいかないときに自分で乗り越えるという苦しみを、わが子も避けられないのかな……」という思いになりました。
「泣きたい私は猫をかぶる」で、中学生の主人公ムゲと賢人の成長物語を見守りつつ、猫たちのかわいさに癒やされてみてはいかがでしょうか。
Netflix映画「泣きたい私は猫をかぶる」独占配信中
以上、「日々の疲れがとれる、猫に癒やされる作品特集」をご紹介しました。
2月22日の猫の日を機に、お子さんと一緒に見てみるのもいかがでしょうか。
気になった方はぜひご視聴くださいね!
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。