生活に欠かせないものに
大学生のころから徐々に生理痛やPMSの症状が悪化した私。最近では、仕事や日常生活にも支障をきたし始め、婦人科を受診しました。診察の結果、低用量ピルを毎日服用することで、生理症状の軽減を図ることに!
低用量ピルを飲み始めてしばらくの間は生理痛が多少軽減されるだけで、あまり効果が感じられず……。しかし、低用量ピルの種類を変えたことで効果が感じられるようになり、低用量ピルは私の生活に欠かせないものとなっていました。
服用後、初の長期外泊!
そんなある日、私用で5日間ほど夫と一緒に義実家へ帰省することに。低用量ピルを服用し始めてから初めての帰省と初めての長期宿泊だったため「低用量ピルを持っていくのを忘れないようにしよう」と気をつけて準備を始めました。
しかし、荷物をトランクに詰めるうちに、低用量ピルの存在をすっかり忘れてしまっていたのです。荷物の最終確認でも低用量ピルの存在を思い出すことができず、私は結局低用量ピルを荷物に入れないまま出発してしまいました。
忘れてしまった…
その日の夜、夕食後いつものように低用量ピルを服用しようとして、家に低用量ピルを忘れてきたことにようやく気づいたのです。しかし、病院で処方される低用量ピルが薬局に売っているわけもなく、どうしても低用量ピルを手に入れることができませんでした。
低用量ピルは、飲む時間が数時間ズレる程度では問題ありませんが、飲まない期間が長くなると不正出血を起こす可能性が高くなります。それを理解していたものの、どうすることもできず、残りの期間を不安な気持ちで過ごす羽目になってしまいました。
今回の経験で、長期で外出する際に薬を忘れてしまうと「どうしようもなくなってしまうな」と実感し、その後は低用量ピルを荷物に入れたか、よく確認するようになりました。また、飲み忘れを防ぐためにも、低用量ピルを飲む時間にアラームをかけておくなど、低用量ピルで失敗しないよう気をつけています。
※低用量ピルの飲み忘れによって、不正出血以外にも避妊効果が低くなってしまう可能性があります。飲み忘れの期間によって対処法が変わりますので、医師に確認しましょう。
著者/百田
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子
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