くすんだ肌にも浮かないミルクティーカラー
そんな話を後日、美容に詳しいライターさんに笑い話として話したところ、そのライターさんに「キャンメイクのネイルカラーのN17が私たちおばさんにはおすすめ」と聞き、早速帰りにスーパーマーケットのコスメ売り場へ。
キャンメイクの良いところはドラッグストアだけでなく、スーパーのコスメ売り場に置いてある確率が高いところ。日々、忙しいおばさんにも買いやすいのが良いんです!
さて、一見したところ地味(笑)。こんなんで大丈夫かしら?という一抹の不安を抱えてレジへ。396円(税込み)でした。安い!
肌なじみが良いから、指も長く見える!
私はミルクティーカラーと言っていますが、正式には「クリームチャイ」と言われるカラーです。早速、塗ってみます。
私はネイルを塗るのがうまくないですが、これはネイル液もサラッとしていてムラになりにくく、塗りやすかったのも◎。1度塗りでもいいですが、2度塗りすると濃さが出てさらにアラフィフのくすんだ肌になじみの良い色になる気がします。
写真だとまったくわからないと思いますが(笑)、サクラ色ネイルと違い、爪だけが色浮きしたりせずくすんだ肌になじみます。そして、やはり指先に光沢が加わると手が若返りますね! メイクもそうですが、私たちおばさんにとって“失った光沢”をあちこちに取り戻すことは最重要事項!
そして肌になじむということは、指も長く見える視覚効果も期待できます。こちらも残念ながら写真ではまったくそう見えませんが、明らかにネイルを塗った手のほうが細くスッとして見えるんですよ~!
ちなみに肌なじみのいい色ですので、法事などのときも塗れますよ。
あと10年!60歳になったら赤ネイルデビュー
長年、“ババアファッション”の書籍を作ってきましたが、その現場で多くの60代、70代の女性モデルさんにお会いしてきました。もちろんモデルですから、普通の60代、70代とは違います。でも、年を取るとともにどんどん服も黒や茶色の暗い色ばかりになり、爪も気づかいなくカサカサな人が多いなか、爪を赤いネイルで彩った“シニア”は女性の私から見てもすてきでした。そんなシニアモデルの1人が言った言葉が今でも忘れられません。私が「すてきな爪ですね」と言ったときのことです。
「若い女の子が赤い爪にするのもそれはそれでかわいいものよ。かといって30代、40代では赤いネイルは似合わない。まだまだ人生経験が浅いから、赤いネイルの強い色に負けちゃうのよ。
本当に赤いネイルが似合うようになるのは、50代後半からやっとかしら。人生の酸いも甘いも乗り越えてやっと似合うようになるのよ。あなたはまだまだ先ね」
完敗! 同じヒト科女種として、完全に負けました! 説得力があり過ぎてぐうの音も出ませんでした(笑)。
まとめ
シニアモデルのひと言のおかげで、10年後が楽しみになりました! 今は目立たないミルクティーカラーのネイルを楽しみ、60歳になったら赤ネイルデビューをしてみようと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。