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「人前で話すもんじゃない!」と言われて育った私。タブーだと思っていた考え方が一転して!?

これまで、生理の話を人前でするのはタブーだと思っていた私。しかし、あることをきっかけに、周囲の人と生理の不調や悩みについて共有するようになりました。そのきっかけとは……!?

「人前で話すもんじゃない!」と言われて育った私。タブーだと思っていたけれど…?

 

「人前で話すもんじゃない!」と言われて育った私。タブーだと思っていたけれど…?

 

生理の話はNG

「生理の話は人前でするものではない」と言われて育った私。家の外ではもちろん、家庭内でも生理が話題に上がることはなく、生理になったら「こそこそと自分でナプキンを用意し、生理用のショーツをはいて、使い終わったナプキンは人目につかないように片付ける」という習慣が私にとって当たり前でした。しかし、それを覆すような出来事があったのです。

 

堂々と生理の話をする友だち

「人前で生理の話なんてできない」と思っていましたが、そんな私の考え方を変えたのは、高校時代に出会った友だちでした。その友だちは、生理の話を堂々とするタイプで、彼女は「生理になっちゃったよ〜」「昨日から生理で、おなかが痛いんだよね」など、生理の話題を自分からよくしていました。

彼女が生理の話をするたびに、どう反応したらよいのか、私は非常に戸惑いました。しかし、彼女と一緒にいるうちに生理の話題を口にすることに慣れていったのです。彼女が生理のつらさを口にしていると「生理なら、今日はゆっくりしたほうがいいんじゃない?」「おなか大丈夫?」など、自然に気づかえるようになりました。

 

自分から打ち明けると

初めは生理の話題が上がるだけでも戸惑っていた私でしたが、生理中の友人の体調を気づかったり、生理の話をしたりするうちに、その友だちがいない場面でも自分から生理の話題を口にすることが増えていました。

 

そして、周囲の人に生理の不調を公言することで気持ちがとてもラクになると気がついたのです。「ちょっと生理でつらくて」と自分から打ち明けると、「実は私も生理中でつらくてさ……」「わかる、私もさ〜」と共感や好意的な反応が返ってきて、生理のつらさを周囲の人と共有することができて、気持ちがラクになりました。

 

 

「生理の話は人前でするものではない」と思っていた私でしたが、公言してみると、生理でつらい思いをしているのは自分だけではないのだと気づくことができました。生理の話をすることに、初めは少し勇気がいりましたが、生理のつらさを周囲の人と共有できるようになってよかったです。

 

著者/nanoka22
イラスト/コジママユコ
監修/助産師 松田玲子

 

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