彼女として認めてもらえたのかな?
レンタローのためにかわいくなりたいと思い、メイクを薄くしたり髪を短く切ったりボーイッシュな服装にイメチェンしたりと、ひたすら彼好みの女の子を目指すアイコ。しかし、彼は「あとは痩せたら合格かな。まあ、アイコがいくら頑張ったところでアイドルの南まき子には勝てないけど」と、褒めもせずアイコをけなすばかり。
そんな中で迎えた半年記念日。ジュエリーショップで指輪を買ってくれたレンタローはアイコを夜の公園に連れて行き、ニヤリと笑いながら「俺の前に立って」と言い出し……。
これまで、レンタロー好みの女の子になろうといくら努力しても、彼はまったくやさしくしてくれないどころか、「足が太い」「もっと痩せれば」と、けなされてばかりのアイコ。
しかし、半年記念日を迎えたこの日、レンタローは「せっかくの記念日だから」と指輪を買ってくれ、「おそろいだね」と言ってアイコの右手薬指に指輪をはめてくれたのでした。
ーーうれしい…! これでようやく彼女として認められたってことだよね…?
と感激するアイコ。
第三者からすると、レンタローの行動は相手を精神的に支配するための『飴と鞭』の飴のようにしか思えませんが、アイコにとっては彼の愛を感じられる大切な出来事となったようです。
そんな中、アイコとレンタローが働くハンバーガー店に新人女性がひとり入ってきました。
実はこのあと、この新人女性がきっかけとなり、アイコとレンタローの関係は大きく変わることになったのでした。
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