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インフルエンザに感染し、食欲のない息子。心配のあまり何とかヨーグルトを食べさせたが、私は後悔することに!

私は3歳半と1歳半の男の子を育てています。ある日、幼稚園から帰宅した長男が急に高熱を出しました。翌日、小児科を受診すると、インフルエンザに罹っていることが判明しました。なかなか下がらない熱に、全然食べたり飲んだりしようとしない長男に私は悪戦苦闘。さらに、次男や私もインフルエンザに罹り、余裕がない私は何をしても拒否する長男を叱るようになってしまい……。しかし、長男のある反応を目の当たりにし、私は大反省したのでした。

 

高熱の長男

高熱の中、長い待ち時間を経て小児科を受診した長男。診断はインフルエンザで、解熱剤で対応するという指示でした。私は「解熱剤を飲んでも5、6時間くらいしか効かない。なんとか水分だけでも飲ませるようにしないと」と思いました。

 

小児科から帰宅したあと、また高熱が出た長男。解熱剤を使用して長男を寝かせたものの、夜間も高熱で起きては寝ての繰り返し。私は長男が起きたときは必ずひと口でも水分を飲ませるようにしました。

 

長男の看病に悪戦苦闘する私

私は長男の熱が下がったときにゼリーやバナナなど食べやすい物を食べさせて、起きているときはこまめに水分をとらせるようにしました。しかし、調子も機嫌も悪い長男は、何かを口に入れることを拒むのです。私は「脱水にでもなったら救急受診しなきゃならないし大変だ」と思い、長男の機嫌をとりながら必死で対応しました。

 

そんな中、私自身もインフルエンザに罹り、長男の拒否に対応する余裕がなくなってイライラするように……。そして、気づけば長男を叱っていました。

 

 

吐いてしまった長男

私は高熱でもうろうとしている中、何も食べようとしない長男をおだてては叱り、何とかヨーグルトを1個食べさせて寝かしつけました。すると、夜中に咳き込んだ長男は、食べたヨーグルトを吐いてしまったのです。

 

そんな長男の様子を見た私は「私は嫌がる長男に必死に食べさせて、結局食べたヨーグルトを吐かせてしまった」と大後悔をしました。それからは、水分は積極的にとらせましたが、食べ物は本人の様子を見ながら対応しました。

 

 

「インフルエンザで脱水になったら大変だ」という恐怖が先行して、拒否する長男を叱りながら看病していた私。しかし、叱りつけることは意味がなく、私は自分の言動を大反省しました。子どもが病気のときは、心配だからといって無理強いするようなことはせず、必要時は専門家に相談をしながら看病することが大事だと学びました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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監修/助産師 松田玲子


著者:岩見 エリ

2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

 

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