旦那さんの前職のブラック企業の働き方は、自分のすべてを削るやり方。それでも福利厚生は整っていたので、離職率はとても低く、定年まで働く人が大多数。
しかし、退職後すぐにがんが見つかって亡くなってしまうケースも度々あったそうです。
今回は働き方を考えさせられるきっかけとなった、同年代の方のエピソードをご紹介します。
同僚のMさんは仕事優先にした結果…
前職のブラック企業は、リアルに休日がありませんでした。自ら強めに申し出をして事前調整しなければ、1日単位の休みは盆と正月くらいです。
当時、旦那さんは下血、同僚のMさんは食欲がない症状が続いていました。すぐ病院に行ったほうがいい状況だったのですが、旦那さんもMさんも受診せず、仕事優先にしていました。
2人とも症状は治らないまま時間が過ぎ、特にMさんの顔色は日に日に悪くなって、ほぼ食べられない状態に……。
旦那は下血、同僚のMさんは食欲がない症状が続いていたのに、2人とも受診せず、仕事優先にしていました。もちろん症状は治らないまま時間が過ぎました。
Mさんの顔色は日に日に悪くなり、ほぼ食べられない状態に。本人にとっては「いつものことですが、何か?」って感じですが、姉さん先輩に説得され、申し訳なさそうに病院に行きました。
Mさんはすぐ仕事に戻る気でしたが、戻れない状態に。というのも、受診したらそのまま入院になってしまったのです。
それを見て、「もしかして、自分も入院レベル?」と慌てて病院に行った旦那。結果、大したことはなく安堵したのですが、Mさんの場合は職場に復帰したのが、なんと1年後でした。
Mさんはかなり痩せていました。病名は、なんとがんで、さらに転移もしているとのこと。「また迷惑かけるけど、仕事頑張るよ!よろしくね!」と言うのです。
当時の働き方が病気の原因に直接関係するとは限らないですが、妻の立場からは「働き方、体に毒」と感じました。旦那は仕事に一生懸命なのと、新卒から働いているからこれが当たり前と思っていまたのですが、Mさんを見て「自分をすり減らす働き方から早く脱出せねば!」と思ったようです。
今は別な意味でハードな生活送っておりますが、確実に転職前より今のほうが元気で健康的です。
真面目な人ほど「仕事は責任持ってやらなければ」と思い、無理をしてしまいがちと言われます。でも、仕事は健康を失ってまでするものでしょうか? 職場の雰囲気に飲み込まれずに、その点をしっかり判断して、自分を守りたいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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