転職を公表した約1週間、無事に退職。旦那さんは退職の余韻に浸ることもなく、退職翌日には新しい職場・D社に初出勤しました。新しい職場で、今回の転職のキーパーソンになった先輩・N田さんにあいさつ。そこで言われた歓迎の言葉が、なんと「ようこそ!パワハラの世界へ!」。
せっかく転職したのに次はパワハラ。「これなら前の職場のほうがよかった?」と一瞬、前の職場のことを考えた旦那さんでしたが、すぐに「ま!いいか!」という結論に。転職したことは1mmも後悔していないそうです。
今回は転職理由の一つとなった、ブラック企業でのあるエピソードをご紹介します。
ブラック企業のエピソード
旦那の前の仕事は、定年までやり切るのが一般的でした。
前職のブラック企業の働き方は、ざっくり言うと身も心も時間も自分のすべてを削るやり方。定年までボロボロになりながら耐えるのみでした。
福利厚生は整っていて、有給ももちろんありましたが、休みなんてものはなく、休まず働くのみ。それでも安定イメージの会社だったので、離職率はとても低く、定年まで働く人が大多数でした。
ある先輩も、「定年したらあれしよう! これやりたい!」と楽しみにしていました。旦那にも常々、「今は大変だけど、定年後は好きなことできるからね。頑張って働いてね」と言っていたそうです。
しかし、その先輩は退職後すぐにがんが見つかって亡くなってしまい、楽しみなはずの老後が短過ぎることに。これはレアケースではなく、度々聞く話でした。
会社の中でも一緒に仕事する機会が多い先輩だったので、感情的にならない旦那でもさすがにショックだったらしいです。
人生はいつ、何が起こるかわかりません。それは、ブラック企業に関係なく、誰でもそうですよね。だからこそ、できるだけ後悔しない働き方、生き方をしたいものです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
-
前の話を読む35話
「ようこそパワハラの世界へ!」D社初出勤の日にまさかの言葉が! #旦那がブラック企業から転職 35
-
次の話を読む37話
自分をすり減らす働き方とは? 同僚が受診するとそのまま入院となり #旦那がブラック企業から転職 37
-
最初から読む1話
「あと30年続ける?」ブラック企業で働く旦那がふと疑問に感じ… #旦那がブラック企業から転職 1