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「歯茎が弱っていますね」歯周病の一歩手前と言われて驚き! 40代からリスク増の虫歯と歯周病をケア

子どものころは親にがっちりと歯の状態を監視され、歯科にきちんと通ったものですが、大人になると違和感を覚えたり、不調がないとなかなか歯科に行きませんよね。私の周りの人たちも「歯科なんてもうウン十年と行っていないわ~……」という人、たくさんいます。でも、アラフィフこそ行っておいたほうが良いようです……!

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師川田 悟司 先生

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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血がたらり…「歯茎、すごく弱っていますよ」

数年前まで、10年近く歯科に行っていませんでした。歯科は飛び込みで受診できず、わざわざ予約しなきゃならないし、何よりも院内に響くあの「チュイーン!」という不快な機械音! もうあの音を聞くだけで足が遠のいていました。

 

不調になってから行くものだから「虫歯だったらどうしよう……!?」という恐怖との闘い……。そのため「歯医者なんか大嫌いーっ!」となるのですが、よく考えたら普段から不精せず、きちんと検診を受けておけばおびえる必要もないわけです。そこで、心を入れ替えて年に1回は必ず歯科を受診することに決めました。

 

そして、検診へ。すると「ものすごく歯茎が弱っていますね。歯周病一歩手前です。デンタルフロスでケアを強化してください」と言われ、びっくり! 自覚症状はなかったのですが、事実、医師が先端のとがった金具のようなもので歯茎に触れただけで血がたら~り……。めちゃくちゃ歯茎、弱ってますやん!? とにかく医師の指導通り、今まで以上にデンタルフロスをこまめにするようにして1カ月。再度受診するとかなり改善されていました。

 

医師が言うには、40代にもなれば口の中も老化するため、歯茎も弱り、虫歯や歯周病のリスクもぐっと高くなるとのこと。私などもろその一例ですね。そして、アラフィフ世代の3分の2以上は歯周病があるといわれているそうで「最低でも1年に1回は歯科を受診してほしい。本当はアラフィフになったら3カ月に1回は診たいけど」と言っていました。

 

口臭がキツくなるアラフィフ世代

口臭が気になる女性

 

仕事柄さまざまな人にお会いしますが、アラフィフ女性で口臭がキツい人、意外といます……。すごくきれいにされているのに何かのときに「ウッ……!」となるような口臭がし、何度か驚いたことがあります。

 

某有名なお料理の先生などはそれをよくわかっていらっしゃるので、40代後半になってからは食事のたびにこまめに歯を磨き、磨けず打ち合わせにのぞむときはミントキャンディーを口に含むとおっしゃっていました。

 

今はマスク生活ですからそこまで口臭なんて気にならないとはいえ、自分の口が臭いなんて嫌です。何しろアラフィフ世代というのは、唾液の量が減り、女性ホルモンの分泌が低下するため、口臭もキツくなるそうです。

 

でも、この口臭もきちんと歯科に通い、弱った歯茎を治し、歯石を取ることで軽減できると医師から聞き、最近では3カ月に1度歯石除去をしています。また、よくかんで食べることで唾液がたくさん出るので口臭予防・歯周病予防になると指導を受け、よくかんで食べることも実践しています。

 

虫歯にしても歯周病にしても、自分で気付くときはすでに重症化しているそう。だからこそ未然に防ぐことが大切ですよね。

 

 

デンタルフロスで虫歯の頻度が減った!

歯磨き粉とデンタルフロス

 

実は私、歯磨きがとても下手です。何度か歯科医院で歯磨き指導を受けたのですが、まったくうまくならない! そこで諦めた医師に「デンタルフロスだけはこまめにしてください」と言われ、歯磨き+必ずデンタルフロスをしています。アラフィフ世代がなりやすい歯周病は歯と歯茎の隙間からなるといいますから、デンタルフロスをこまめにすることでずいぶんと防げるそう。ちなみに私はデンタルフロスをするようになって、虫歯になる頻度が激減しました(あくまでも個人の経験です)! 

 

そして、とうとう歯槽膿漏を防ぐ薬用歯磨き粉デビューもしました! 若いころはこういった歯磨き粉はお年寄りが使うものだと思っていましたが(失礼!)、私ももうアラフィフ。使ってみるとたしかに歯茎は引き締まって良い感じ♪ とはいえ油断せず、3カ月検診を続けたいと思います。

 

まとめ

口の中だって体の一部ですから当然年を取ってメンテナンスが必要なはずなのに、つい口の中のケアって忘れてしまいがちでした。でも、自分の歯を長く持ち続けるためにもアラフィフからの歯科通い、すごく大切だと痛感しています。歯周病も口臭もケアできるので、しっかりメンテナンスしていきたいと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/村澤綾香

 

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著者:中田ぷう

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