「あのさ…」深い関係になるのはまだ先のはず。でも彼が急に真剣な顔になって #年下男子と結婚 15

 

りおくんとの4回目のデートはドライブに決定。行き先を決める際にしおさんが「夜景を見にいきたい！」と提案し、2人は工業地帯と展望台の夜景を見に行くことに。4回目のデートともなると、そろそろ2人の関係に進展があってもおかしくないころ。でも、しおさんは「りーちゃんはのんびりした性格だから、きっとまだ告白されて付き合うって話にはならないだろうなあ」と考えていました。一方のりおくんは……。

 

 

 

 

 

 

4回目のデートで、夜景を見に行くことになった2人。

 

ごはんを食べて猫カフェでまったりしてちょうど外が暗くなったころ、2人がまず訪れたのは工場地帯。SFの世界のような近未来的かつ幻想的な夜景を存分に楽しんだあとは、定番のデートスポットである展望台の夜景を見に行くことに。

 

「猫山展望台に行くの久しぶりだから楽しみだな〜」と純粋にデートを楽しむしおさんに対し、展望台に向かう車中のりおくんは、どこか緊張している様子。

 

そしていざ展望台に到着。「わ〜〜めっちゃ綺麗！」と、美しい夜景に見惚れて興奮するしおさん。一方のりおくんは、「そうだね」とポツリ答えるだけで、何か別のことを考えているようです。

 

すると、一瞬の沈黙のあと、

 

「……しーちゃん、あのさ」

 

と、口をギュッと結び、しおさんを真っ直ぐに見つめるりおくん。

 

どうやら、しおさんの「りーちゃんはマイペースだから、告白されるのはまだ先になるだろうな」との予想は外れたよう。もしかしたら、今回のデートで夜景の綺麗なところに行くと決まった段階で、りおくんは告白しようと決意していたのかもしれませんね。

 

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