朝起きたら…首が回らない!?
何の変哲もないある朝、起きたら肩から上が動かなくなってしまいました。というより、首を動かすと激痛が走り動かせません。激痛を避けるため、首は動かさないように腰から上を一緒に動かすので、まるでロボットのような動きになってしまいました。
不便ではあるものの、まったく動けないわけではないので通常通り家事をこなし、仕事に出かけました。ただ、寝違えたレベルではない激痛は、しばらくたっても治る気配がありませんでした。周りに気付かれるのが嫌だった私は、なるべくバレないようスムーズに動くことを心がけたのですが、どうしてもぎこちなくなってしまい、「どうしたの?」と声を掛けられることが多く、隠し切れませんでした。
こんなに痛いのは、何か悪い病気の前兆なのではないかと心配になり、病院へ行くことにしました。
病院での診断結果…痛みの原因は「肩凝り」
仕事帰りに整形外科に行き、問診の後にレントゲンを撮りました。その後、再び診察室へ入ると先生から「レントゲンを見る限り異常は特に見当たらず、痛みの原因は肩凝りだと思われます」と言われました。そんな訳がないと思った私は「いえ先生、違います。肩凝りの痛みより何倍も痛いんです。他に原因があるはずです!!」と訴えました。
ところが先生からは「肩凝りを経験していない人に、肩凝りの痛みではないと判断ができるはずもないでしょう。症状を聞く限り、原因は肩凝りです。湿布と痛み止めを処方しておきますから、これで様子を見てください」と言われてしまいました。
たしかに経験のない痛みでしたが、まさか肩凝りがこんなに痛いとは夢にも思いませんでした。
自分の体の声を聞くことの大切さ
薬を飲むと激痛からは解放されましたが、痛みや違和感はしばらく残ったままでした。薬や湿布で痛みを取りながら、ストレッチをしたり、整体やアロママッサージに通ったりとさまざまなケアをしましたが、違和感がなくなるまでにひと月以上を要しました。
アロママッサージへ行ったときには「体の疲れをため込み過ぎです」と言われました。
「不調を感じないとは言え、感じにくいタイプなだけで年齢的に考えても体は疲れています。少しの時間でもいいので作業の合間に腕を上に伸ばしたり、肩を回したりするストレッチを取り入れてみてください。もっと自分の体の声を気にしてあげてください」
そう言われてハッとしました。そして、自分で自分の体をケアする。もう40代も後半なので、そういう年齢になったのだと認識しました。
まとめ
あれから、根を詰めて仕事をしたときなどは、人目を気にせずストレッチをするようにしています。また、肩に違和感を感じたら早めにセルフヘアをしているので、あの激痛になるまでには至っていません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/サトウユカ
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著者:くらげ
23歳社会人、専門2年、高2の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。