「いつまでも美しくありたい」。そう思っている女性にとって、老けた印象を与える「ほうれい線」は憎き存在! ほうれい線のケアというと、エイジングケアのイメージがあるかもしれません。しかし、コロナ禍以降のマスク生活で顔の筋力が衰えがちな今、10代〜20代のうちから頬のたるみを防ぐセルフケアを始めるのがおすすめ!
ここではスキマ時間に顔のトレーニング方法をご紹介します。必要な時間は3分! 誰でも簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
【STEP1】人差し指でほうれい線の溝を押し広げる
まずはじめに行うのは、ほうれい線の溝を押し広げるトレーニング! 両手の人差し指の腹をほうれい線のくぼみ部分にあて圧を加えながら、指を返すようにして外側に押し広げましょう。
1分間同じ動作を繰り返し行っていきます。 松田さんいわく「痛気持ちいい」と思うくらい力を入れるのがコツだそう。
このトレーニングでは、ほうれい線の予防だけでなく鼻周りや頬の内側の脂肪が付きにくくなる、というメリットも兼ね備えているそう。朝の洗顔後やお風呂上がりなど、化粧水や乳液でスキンケアを行うタイミングに取り入れるのがおすすめです!
【STEP2】ほうれい線ができやすい箇所のコリを和らげる
ほうれい線のくぼみに圧を加え終えたら、次は、ほうれい線ができやすい箇所を和らげていきましょう。両手の人差し指と中指を使って、横に広げるように引っ張ります。
ほうれい線は小鼻から口元にかけてハの字にできる溝のことを言いますが、この溝が深くなる大きな原因は頬のたるみです。「表情筋」と呼ばれる顔の筋肉をしっかり鍛えてあげることでほうれい線の予防ができますが、松田さんいわく表情筋は硬くなりやすいそう。
特に、マスク生活が当たり前になってからは口周りの筋肉を動かす機会が減ってしまいました。表情筋を日頃からうまく使わずに衰えさせてしまうと、頬のたるみがひどくなるだけでなく肌のハリも失われ、どんどんほうれい線が深くなってしまうのです。
ほうれい線が深くなるのを予防するためには、意識して口周りの筋肉を刺激することが大切です!
特に、画像内で青く囲んでいる部分(頬骨のあたり)をしっかりとほぐすことがポイント! 頬周りがスッキリして、フェイスラインを整えることができます。
小鼻の横から口角にかけて、まんべんなく圧を加えながら広げてほぐしましょう。左右30秒ずつ、合計1分間行います。
【STEP3】頬を上に引っ張りほぐす
最後は頬をグーっと持ち上げてほぐすトレーニングを行います。
顔全体をリフトアップさせるイメージでマッサージを行っていくのが大切! 目の下も一緒に持ち上げるように、頬周りの脂肪をググッと引っ張りあげます。持ち上げながらクルクルとマッサージをして筋肉をほぐしましょう。
このトレーニングは、ほうれい線の予防だけでなく顔周り全体のシワ予防やフェイスラインの引き締めにもつながります。顔痩せ効果も期待できそうですね!
まとめ
3分間という短い時間で行うトレーニングでしたが、実際に挑戦してみると顔周りのコリがほぐれたような感覚がありました。マスク生活が続き、気づいたら口がポカーンと空いていたり、口元がだらしなくなったりと顔周りの筋肉の衰えを感じることもあるのではないでしょうか?
筋肉は意識して動かしていないと、あっという間に衰えたるみが生じる原因となります。簡単にできるトレーニングなので、スキマ時間を活用して“美”をキープし続けていきましょう!
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画像提供・協力/松田さんの毎日セルフケア
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