母乳育児でいちばん困るのはおっぱいトラブルですよね。私も何度か深刻なおっぱいトラブルに見舞われ、「おっぱいマッサージ」に通ったこともあります。おっぱいが変形するくらいのシコリができてしまったときの体験談をお伝えします。
揚げ物+水分不足+疲労
春、長女の友だち家族とお花見をしたときのこと。その日の夜におっぱいがガチガチに固くなり、翌日は高熱が出て乳腺炎になってしまいました。
(1)屋外でトイレに行けないので水分補給を控えめにしていた
(2)お弁当のおかずが揚げ物だった
(3)お天気のよい暖かな日で汗を多くかき、紫外線を多く浴びて疲労が大きかった
このような要素が重なったことが、トラブルの原因だったように思います。
焼き菓子+おしゃべり+紅茶の多飲
出産のお祝いで友人が自宅訪問してくれたときも、おっぱいトラブルとなってしまいました。
(1)夢中でおしゃべりしながら次々と手土産の焼き菓子をつまむ
(2)おしゃべりでのどが渇き、ノンカフェイン紅茶を何杯もガブ飲み
(3)長男が熟睡していて1回も授乳しなかった
このようなことが重なり、友人が帰宅後におっぱいを確認すると、ガチガチにしこりができて変形してしまい、翌日おっぱいマッサージを受けました。
お正月のごちそう+睡眠不足
長男が1歳1カ月のころ、新年早々おっぱいトラブルに苦しみました。
(1)授乳中は避けた方がよいとされる「おもち」を食べた
(2)おせち料理は塩分糖分が多く、水分摂取量が多かった
(3)一日中ダラダラと飲食
(4)年末年始で夜更かしが続いて睡眠不足だった
このような状況で1月2日に高熱を出しました。おっぱいはガチガチでしこりだらけ、年始でマッサージも受けられないのでひたすら冷やし、授乳回数を増やしました。
おっぱいのトラブルはひとつの原因で起こることもありますが、私の場合はいくつかの要因が重なってトラブルになっていました。しこりができてガチガチになり変形してしまったら頻回授乳と冷却、マッサージでしのぎました。(TEXT:伊川遥)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。