プレママさんの中には会陰切開を不安に感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん私もそのひとりでした。今回は、私が体験した会陰切開のお話をしたいと思います。
会陰切開=もうすぐ痛みから解放される!?
産院よっては、できるだけ切らずに済むような方針のところもありますが、私が通っていたところは、分娩時には必ず会陰切開をする方針の産院でした。
分娩台に上がって9時間。壮絶な陣痛に耐える私に、「麻酔をかけて切りますからね」という医師からの声かけがありました。私は不安になるどころか「もうすぐ赤ちゃんに会えるんだ」と、ほっとする気持ちで会陰切開をすることになったのです。
いざ、会陰切開!
医師によって局所麻酔が施され、いざ会陰切開!麻酔をしたこともわからず、分娩室内にはさみのパチン!という音が響きましたが、驚くほど痛みはありませんでした。
麻酔の有無や効き具合にもよりますが、私は赤ちゃんが出てくる瞬間もさほど痛みは感じませんでした。縫合のときはクールダウンしていたからかチクっとした痛みがあったので、麻酔を追加してもらいました。
会陰切開のその後
産後も、数日は痛みはありますが、痛み止めを処方してもらえるので、さほど痛みは感じませんでした。座るときにドーナツ座布団を使用するのも手だと思います。
縫合に溶ける糸を使用していたため、抜糸はありませんでしたが、糸が吸収される約1カ月間は糸が突っ張っているような違和感はありました。これも産院に伝えれば、糸を切ってくれる場合もあるそうなので、気になる方は相談してみるといいと思います。
できれば痛い思いはしたくない! 通っている産院はどのような方法をとっているのか事前に確認してしておくだけでも安心できるかもしれません。(TEXT:田中麻奈)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。