けれども実際は長女は何も飲み込むことはなく、平和に過ぎました。そのため、次女がハイハイするころには、あまり心配していなかったのです。
長女のときは検索魔、次女のときは油断
※誤)陥いって → 正)陥って
長女がハイハイを覚えたころ、あんころさんは「誤飲」に関する検索魔に陥っていました。
誤飲は赤ちゃんの命のも関わる恐ろしい事故だと、不慮の事故をニュースで知ってからというもの、長女が何かを誤飲したらどうしようと、不安でたまらなかったのです。
もともと「超」がつくほど心配性なあんころさんは、ネットで情報を検索しては、不安を膨らませてしまいます。
けれども、結局長女は何かを口に入れてしまったことはありませんでした。
そのため、次女がハイハイするようになったころ、あんころさんは「誤飲」に対してすっかり油断していたのです。
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子育て中の不慮の事故をニュースで見ると、いたたまれない気持ちになると同時に、しっかり対策しなくてはと気が引き締まりますよね。情報収集に便利な時代だからこそ、簡単に情報が得られて不安が増しやすいのかもしれません。情報量にこだわらず、医療機関や育児の専門家など、信頼できる情報源かどうかをチェックすることが大切なのかもしれませんね。
監修/助産師 松田玲子