こんにちは。ママライターの小林夏希です。子どもとの生活で欠かせないのが食事ですが、食べず嫌いや食べムラがひどい息子に、毎日イライラとストレスが溜まっていました。そんなとき、夫に言われた言葉をきっかけに、負の気持ちを溜めないように実践したことなどをご紹介します。
見た目が重要!食器や盛り付け方を変える
まず最初はとにかく子どもの興味を引こうと、お皿を大好きな動物やアンパンマンのプレートに変更!野菜はもちろん白米が進みにくかったため、おにぎりにするなど工夫しました。
わが家は食卓で取り分けるスタイルでしたが、最初から盛り付けておくようして、「自分の」という意識を高め、集中出来ない時は「○○くんの食べちゃうよ~」と言うと「だめ!」と自ら積極的に食べるようになりました。
好きなもの以外は交換条件を提示する
たとえば「(大好きな)カボチャ煮を食べたいなら、ごはんとスープをひと口ずつ食べたらね」というように、ときには交換条件を付けて、好きなもの以外にも目を向けるようにしました。よっぽど機嫌が悪いときでなければ、この方法で苦手だった白米は食べるようになりました。
また、保育園では野菜も少し食べているようです。保育園の先生に、コツを伺ったところ、「とにかくよく褒めること」なのだそうです。それからは、家でも毎回拍手をして褒め、盛り上げるように心がけています。
心に余裕のある笑顔がいちばんの解決策!?
夫に言われてハッとした言葉があります。それは「ごはんは楽しく食べようよ」ということ。たしかに私は息子に食べさせようとイライラして、きつい言い方になったりこわい顔になっていることが多かったように思います。
実際、毎回はいやだなと思い、禁止していたふりかけをかけるようにしたところ、「おいしいのかけて食べる!」と満面の笑みで息子に言われたときはとてもうれしかったです。また、これでいいんだなと心が軽くなりました。
まだ2歳。今はとにかく「ごはんはおいしくて、ごはんの時間は楽しい時間だ」という認識を深めることが大切なのかもしれないと感じました。そしてこうした小さな妥協や工夫は食事に限らず、育児全般においてストレスを軽くする、とても重要なスタンスであると改めて思っています。(TEXT:ママライター小林夏希)