いつもと違う髪型がうれしい娘
2歳半ごろから髪の毛も伸びてきて、ヘアゴムでくくることができるようになった娘。同じころから、保育園でのお昼寝後に崩れた髪型を、先生がかわいくアレンジしてくれるようになりました。
私はポニーテールかツインテール、三つ編みするのが精いっぱい。先生は編み込みやお団子ヘアなど凝った髪型にしてくれていました。娘もいつもと違う髪型がうれしかったようです。鏡をのぞいてニコニコしながら、同じ髪型にしてほしいと私にお願いすることが増えました。
不器用でヘアアレンジが苦手な私
私は不器用でヘアアレンジは昔から苦手。苦手なので自分のヘアアレンジもしないと決めていました。そんな私でも、娘からお願いされるとかわいくしてあげたい、娘に喜んでもらいたいと思い、ヘアアレンジを練習するようになりました。
娘と一緒にYouTubeやSNSを見ながら私でもできそうなアレンジを探し、休日は娘の髪の毛で練習するように。休日にいつもと違う髪型にアレンジすることを、娘は楽しみにしていたようです。練習の甲斐もあって私は、今まで苦手で絶対にしなかった編み込みもそれらしく見えるくらいになったかな? と思っていました。
保育園の参観日
娘は4歳ごろから「友だちと同じかわいい髪型にしてほしい!」とリクエストが多くなりました。以前から保育園の参観日や音楽会では、いつものヘアスタイルよりも凝ったかわいいヘアアレンジをしてあげたいと思い、張り切っていた私。しかし、実際参観日に友だちと並んだ娘を見て私はショックを受けました。
友だちと並ぶと、明らかに娘のヘアアレンジがぐちゃぐちゃで目立っている気がしたのです。私は娘にとても申し訳ない気持ちに……。これでは娘が友だちの髪型を羨ましがるはずです。「お母さんが不器用でごめんね。もっと練習するから許してね」心の中でそう思い、娘に下手なヘアアレンジで登園させないほうがよかったかも、と後悔していました。
それでも娘は私がヘアアレンジをすると、うれしそうに鏡を見て「プリンセスみたい!」「友だちと同じ髪型になった!」と喜んでくれます。どこか見本とは違う仕上がりになるけれど、娘が髪型をリクエストをしてくれ、「今度はどんな髪型にする?」と2人で話すことがとても幸せです。まだまだ練習が必要で、不器用なお母さんだけれど、娘に「お母さんはもうしなくてもいいよ」と言われるまで一緒にヘアアレンジを楽しみたいと思います。
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著者:今井まい
6歳息子と4歳娘、夫と犬の4人+1匹暮らし。薬剤師として働くママ。モットーは子どもと一緒に学び続けること。自然科学を中心とした体験重視の知育や、働くママのための記事を中心にライターとして活動中。