【あらすじ】マッチングアプリで出会ったやまさんは、穏やかでやさしい男性でした。一緒にいると落ち着く彼にいつしか心惹かれます。2回目のデートではポケットさんの息子も一緒にご飯を食べに行くことになりました。
そして、なんとその日にやまさんから「結婚を前提に付き合ってほしい」と告白されます。舞い上がるほどうれしくなるポケットさんでしたが、「言っておかなくてはいけないことがある」と自身の過去や体のことについて、やまさんに話すことになりました。そう、ポケットさんは以前「子宮仮性動脈瘤」という病気を患っていたのです。
誰にも頼れなかったあのころ
DVモラハラ夫との結婚歴があるポケットさん。離婚が決まる前、彼女は子宮の病気になっていました。子宮内に後天性のコブができてしまう「子宮仮性動脈瘤」という病気です。万が一、コブが破裂すると大量出血を起こし命が脅かされる状態でした。
ポケットさんは低用量ピルを服用していましたが、なんらかの原因でピルの効用が薄れその際に妊娠。不正出血や腹痛が続き婦人科を受診すると、初期流産していたことがわかりました。そこで、体にできたアザや今回の状況から異変を感じた看護婦長さんから「夫婦であっても、避妊に協力しないこと・体調が悪いときに性交渉を迫るのはDVなのよ」と声をかけられます。
母性にあふれたポケットさんにとって予期せぬ妊娠、そして知らぬ間に流産していたという事実はとてもショッキングなものでした。夫から身体的・精神的・性的な暴力を受けていても、誰にも相談できなかったポケットさんの気持ちを考えるとつらいですね。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
ポケットさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。
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