身に危険を感じた母は…
A子さんが娘さんを抱っこして、スーパーに行った日。
A子さんがベンチで休んでいると、見知らぬ女性から「隣に座ってもいいですか?」と聞かれました。
隣のベンチも空いていたため、不思議に思ったA子さんでしたが「どうぞ」と笑顔で返答。
しかし、A子さんは女性と話していくうちに、違和感を覚えるように……。
不審に思ったA子さんは、早急にその場から立ち去ろうとしますが、女性は「糸くずがついている」と糸くずを取るそぶりを見せます。
しかし、女性の手は抱っこひものバックルに手をかけていて……。
抱っこ紐のバックルに手をかけた女性を振り払い、問い詰めるA子さん。
すると、女性は「どうなるんかなって思っただけですよ」と衝撃の返答。
A子さんは「落ちるかもしれなかったんですよ」「死んじゃうことだって……」と言いますが、女性は笑う始末。
さらには「私が外そうとしたって決めつけてる」「ちょっと触っただけですって」とA子さんが勘違いしているような雰囲気を醸し出し始めました……。
◇ ◇ ◇
A子さんの抱っこ紐のバックルを外そうとした女性。
もし女性がバックルを外していたら、赤ちゃんが落ちてケガをしてしまう可能性もありますよね。
抱っこひも安全協議会が出している、抱っこ紐外しの対策としては以下が記載されています。
『バックル等の固定箇所を第三者に容易に触れさせないために、抱っこひもの上から上着を着る、リュックを背負うなどが考えられます。
電車やバスなどの公共交通機関では、リュックを外して乗車することが考えられ、上着を着るほうがより現実的と考えられます。
また、手が塞がっていないときには、いつも乳幼児に手を添えておくと、もしもの時に対処が容易になります。』(引用・出典:抱っこひも安全協議会)
ママが安心して赤ちゃんと生活できる世の中になってほしいですが、他人を変えることは難しいもの。そのため、自分で赤ちゃんの安全を守ることも考えなければなりませんね。