母の決断は…
A子さんは抱っこ紐に手をかけた女性を問いつめましたが、まったく話が通じません。A子さんが諦めて帰ろうとしたところ、女性が口にしたのはA子さんの娘さんの名前でした。
不気味に思ったAさんは、女性を再度問い詰めていると、A子さんの夫が迎えに来てくれました。A子さんの夫が女性をみると「久しぶり〜!」と女性を知っている様子。
女性はA子さんの夫を見るや否や大号泣し、その場を去っていきました。
そして、A子さんと夫は帰宅し、状況を整理することに。
なんとA子さん夫婦と女性は、大学3回生のときのゼミが一緒でした。
夫がZ本さんと知り合ったのは大学2回生の中国語の講義。ある日、中国語で将来の夢についての授業の発表で、Z本さんはA子さんの夫を見ながら「私の夢は、ハーフベイビーを産むことです」と衝撃の内容を口にしました。
それからZ本さんはA子さんの夫に執拗に近づいていたよう。A子さんと付き合うことになった際に、夫ははっきり「君とは付き合えない」と告げたそうですが、Z本さんの口からは、「裏切り者が」という衝撃の言葉でした。
そして、夫はA子さんに「これからどうしたい?」と質問し……。
Z本さんを「絶対に許せない」と言う夫ですが、確かな証拠がありませんでした。
「でも、大学時代の知り合いを辿れば彼女へ連絡できるはず……」「改めて、謝罪を求めることはできるよ?」と夫は提案。
「許せない」という夫の意見に、賛同はしていたA子さんでしたが……。
◇ ◇ ◇
子どもを危険な目に合わせた人を許せないというのは、誰しもが理解できる気持ち。
しかし、再度Z本さんと連絡を取って会うのも怖いですよね。
同じ状況になった際、みなさんならどのような選択をしますか?