こんにちは。ママライターの田中由惟です。わが家が住む地域はほとんど雪が降りません。雪道運転に慣れていない私たちがスキー場へ出かけたときのこと。雪道を甘くみていました。今回は、スキー場の道中で起こった恐ろしいスリップ体験をお伝えします。
厳しいアクセス!車1台がやっと通れる道
今回出かけたスキー場は車1台がやっと通れる林道でした。天候は雲ひとつない快晴。照らしつける太陽で路面の雪も解けているかなと軽い気持ちでいました。
ところが上に登っていくたび増えてくる雪の量。とくに日が当たらない場所は凍結していて危険な状態でした。そのうえ、上から降りてくる車とすれ違うときの運転が大変。初めて行くスキー場のアクセス情報を事前にリサーチしておくべきだったと感じました。
スキー場の帰り道にスリップ2回転!
楽しい余韻に浸りながらスキー場をあとにした数分後のことです。運転手は夫。ゆるやかなカーブ途中でブレーキをした直後にスリップ!その場で車が2回転したんです。「もう終わりだ!」と、私は恐ろしくて目を閉じるしかありませんでした。
目を開けると、車は壁にぶつかった様子もなく静止。幸い幅が広い道路だったため、スリップしただけで済みました。子どもたちは何が起こったのか理解できない様子。ケガもなくて本当によかったです。
とくに下りの坂道は注意が必要!
スリップ体験で雪道の恐ろしさを身に染みて感じました。スリップした原因はカーブ途中でブレーキをしてしまったこと。カーブ手前で十分に減速する必要があったんです。
また、チェーンは駆動輪だけでなく4輪すべてに巻いた方がいいこと。時速20km以下でゆっくり走るなど、雪道運転の基本を知らずに出かけた愚かさを感じました。そもそも慣れない雪道運転は控えることがいちばんですね。シャトルバスを利用するのも手です。
スリップすると車は制御不能です。実際に体験すると「恐怖」しかありません。ただあせってアクセルを踏んだり急ブレーキをすると逆効果。状況にもよりますが、滑った方向に合わせてハンドルを切る方が安全なのだそうです。(TEXT:ママライター田中由惟)