「出産は、何が起こるかわからない」とよく言われます。私の場合、2人出産して2人とも難産でした。特に1人目を出産した際は、かなりの難産で体調不良になりました。今回は、そのときの体験談をお伝えしたいと思います。
自然分娩にこだわりすぎないのも大事
私の場合、妊娠中の経過は順調でしたが、体重は少し多め、背も低く骨盤も狭かったようです。今は技術が発達しているので、帝王切開でも安心だと聞いていましたが、自然分娩を希望しました。
その結果、33時間の難産で、母子ともに死にかけてしまいました。出産は何が起こるかわからないものですが、自然分娩にこだわらず、先生とよく相談して、出産方法を検討したほうがいいと感じました。
難産でがんばった結果の体調不良
産後は体が動かせない状況で点滴を何本も付けられ、とにかく横になっていました。翌日には動けるようになりましたが、体がとても重く、トイレに行くのがやっと。顔はむくんで内出血を起こしていて、黒目の周りが赤く充血し、焦点が合わない状態が数日続きました。
赤ちゃんのお世話で動かざるを得ないですが、昔から言われるとおり、産後は安静にしたほうがいいということを実感しました。
産後はくれぐれも安静に!
難産に加え、赤ちゃんも体調が悪かったこともあり、産後も毎日が大変で、休むことができずにいました。そして、2カ月後には自律神経失調症になってしまいました。
1人目のときのことを教訓に、2人目のときはしっかりと休ませてもらいました。その結果、とても産後の肥立ちがよかったです。このような経験から、産後はしっかりと休むことを姉妹や知人に伝えています。(TEXT:石原みどり)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。