「高位破水」という言葉、プレママなら聞いたことはあるワードだと思います。ただ、実際のところはイメージしにくいですよね。今回は、私が体験した高位破水についてをお伝えします。
これはおりもの?高位破水!?
予定日を1日過ぎた日の朝6時ごろ、おりものが出るような感覚で目が覚めました。トイレに行って下着を確認してみると、どろっとした透明の液体が下着についていました。
予定日が来ていたこともあり、「高位破水」のことも頭をよぎりましたが、破水は、サラッとした水のようなものが出るイメージでした。そのため、おりものだろうと思い、ナプキンをつけてそのまま家で過ごしていました。
本当におりもの?高位破水だったらという迷い
家事をしていても、頻繁におりものが出ることはありませんでしたが、たまにおりものが出るような感覚がありました。
しかし、予定日前からおりものの量が増えてきていたので、「おりものかな?」と思いながらも「高位破水だったら……」という迷いもありました。ナプキンをつけたので、おりものの量や状態がわかりにくかったのです。ちょうどその日は産院の休診日だったこともあり、病院に行きづらい気持ちもありました。
やっぱり高位破水していた!
「違っていたら迷惑かな?」という思いもありましたが、病院に問い合わせてみると、「診察してみましょう」とのこと。11時ごろに入院準備をして病院を受診しました。
内診してもらうと、「パシャー!」と勢いよく破水しました。先生によると、「6時の時点で高位破水していたと思いますよ」とのことでした。破水後は感染症の恐れがあるので48時間以内に出産するのが望ましいと言われ、受診してよかったと思いました。
わからないことがいっぱいの妊娠生活。いろいろな情報を得られる時代ですが、自分の症状が情報と一致しているか判断がつかないことも多いですよね。少しでも異変を感じたら、病院に問い合わせたほうがいいなと感じた体験でした。(TEXT:田中麻奈)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。