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食べ物のにおいが苦痛の元!においづわりがつらすぎる
第1子を妊娠したときの妊娠3カ月ころ、つわりに悩まされにおいに敏感になりました。たこ焼き、焼肉、焼き魚など、いつもなら食欲をそそるにおいが苦痛で仕方なかったです。においがすると、吐気が押し寄せてくるため、ティッシュペーパーを丸めて鼻に詰めておきたいくらいつわりに悩まされました。食べられる物は、クラッカーとりんごのみで、いつも食べられるように常備。
しかし、妊娠5カ月を過ぎたある日、目覚めると「今日はなんか違う!」とハッキリとわかりました。そうです、「つわり明け」です。つわりが終わってからは、たこ焼き、お好み焼き、パンケーキなど大好物を「赤ちゃんと2人分の栄養をつけなきゃね!」という言い訳をもとにモリモリ食べました。
体重増加よりも恐ろしい!?食欲が爆発した結果…
一応、体重管理は心がけていたので、そこまで体重増加はありませんでした。しかし、体重増加どころではない状況が待ち受けていました。つわりが終わってからは、反動でにおいが強い物を食べたくてしかたないのです。
ある日、カレーが無性に食べたくなり、刺激物はあまりよくないと思いつつも、「甘口ならいいよね……」と野菜たっぷりカレーを作りました。その日の夕食と翌日の朝食もカレーを堪能。そして、いつものように仕事をしていると、なんだかおなかが痛むのです。すでに安定期に入っていたのでそこまで焦らなかったのですが、そのうちにおなかが張ってきました。業務にも集中できません。鈍い痛みとおなかが下ったところで、上司に早退を申し出て、産婦人科に直行しました。
産婦人科を受診したところ、特に赤ちゃんには問題はありませんでした。主治医に最近の食生活を伝えると、「そんなにガツガツ食べるからだよ。今までつわりで全然、食べられなかったのに、カレーみたいな刺激物をたくさん食べたら消化不良も起こすし、おなかも下します!」とお説教をされました。また、食中毒を起こす可能性があるので、妊婦は調理した翌日のカレーを食べるのは避けたほうがいいそうです。その日はおなかの張り止めを処方され、白湯をたくさん飲むよう言われて帰宅しました。
おなかにいた娘のまさかの好物
つわりが明けのうれしさで食べ散らかし、体調を崩すとはなんてアバウトなプレママだったのでしょうか。妊娠ハイならぬ、「つわり明けハイ」。調子に乗って、食べ過ぎるなど言語道断。妊婦さんは体調だけでなく、心も安定させないといけないと思いました。 ちなみに、そのときにおなかにいた娘は、カレーが大好物です。
監修/助産師 松田玲子
著者:春山かすみ
高校生女子と小学生男子のアバウトママ。育児と介護のダブルケアにお疲れ気味。疲れはアロマと占いで癒やす。小学生男子と共に、英語の学び直し中。