赤ちゃんが生まれてから、結婚式に招待されることもあると思います。赤ちゃんを連れていくべきか、預けるべきか迷いますよね。
私も、息子が生後10カ月のときに友人の結婚式に招待されました。赤ちゃんが一緒で迷惑はかけないだろうかとずいぶん悩みましたが、新郎・新婦から「ぜひ赤ちゃんも一緒に」と言ってもらえたので、しっかり事前準備をして出席することにしました。
会場の設備や持ち込みについて確認
赤ちゃんを連れていくにあたって、まず確認したのは、どんな雰囲気の結婚式になるかということ。たとえば、ナイトウエディングのような大人な雰囲気だと、赤ちゃん連れはふさわしくないのではないかと思ったからです。
結婚式が行われるのは昼間の時間帯で、招待客の中には私たち以外にも赤ちゃん連れが数名いるとのこと。当時、息子はまだ授乳がメインだったため、会場に授乳できるスペースがあるかどうかを確認してもらったところ、ちゃんと用意があるということでひと安心。さらに披露宴には離乳食やお菓子を持ち込みできるのか、ベビーカーを持ち込んでもいいのかなど、気になることはすべて書き出して事前に確認をとりました。
必要であればベビーベッドも用意できるという申し出があり、赤ちゃん連れで出席する不安がだいぶ減りました。どんな設備があって、なにを持ち込めるのかは式場によっても違うので、気がかりなことは事前に確認しておくと安心できると思います。
ママや赤ちゃんの服装はどうしよう?
私自身は、手持ちの結婚式用のワンピースを着る予定でした。でも、そのワンピースは前開きにならないデザインだったので、当日授乳が大変不便になると思い、授乳しやすさを第一に考えて、着用するものを選びました。
赤ちゃんも、せっかくの結婚式なのだからフォーマルなほうがいいと思い、タキシードタイプのロンパースを着用。これが会場ではとても評判がよくて、参列者のみなさんにも「かわいい」と言っていただけました。また、赤ちゃん時代に正装をする機会はなかなかないので、わが家にとってもいい記念になりました。
挙式&披露宴中はどうやって過ごした?
いざ結婚式が始まり、最初の関門は挙式でした。泣いてしまっては雰囲気が台無しになるので、挙式が始まる前にたっぷりと授乳をしておいて、さらに少しでもグズりそうになったらすぐに出られるように、出入り口の近くに座りました。
挙式では幸いグズることはなく、私たちも落ち着いて列席できましたが、大変だったのは披露宴。離乳食やおやつを食べ終えると眠くなったようで、だけど人がたくさんいて眠れないという悪循環に。幸いベビーカーを持ち込んでいたので、ベビーカーに乗せて夫と順番で外に連れ出して寝かしつけたので、周りに迷惑をかけることなく過ごせました。
今回の結婚式では赤ちゃんが優先だったので、私たちはゆっくりと食事やお酒を楽しむことはできませんでした。それでも大切な友人の結婚式に立ち会えて、お祝いの気持ちを伝えることができてよかったと思います。
赤ちゃんと結婚式に出席することを考えている人は、結婚式場は赤ちゃんに対応できるような場所か、時間帯に無理はないか、なにより新郎・新婦の意向はどうなのか、といったことを事前にしっかり確認しておくといいと思います。
一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。