こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。2月3日は節分ですね。子どもにとって楽しい年中行事のひとつですね。わが家も毎年、子どもたちが順番に鬼になり、庭で豆まきをしています。
赤ちゃんも一緒にしたい節分ですが、節分の食べ物で赤ちゃんが気を付けることはあるでしょうか?今日は、節分をテーマにお話しますね。
節分ってどんな行事?
節分は、季節の変わり目のこと。立春、立夏、立秋、立冬という言葉を聞いたことありますよね。春夏秋冬すべて節分だそうです。
その中でも春は1年の始まりで大切だと考えられて、立春の前日の2月3日が有名になったようです。 「これから始まる新しい1年に災いがないよう」という願いが込められています。 節分といえば豆まきですね。「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまいて邪気を払います。豆まきのあとは自分の数え年の豆を食べて健康を願います。
節分の食べ物といえば?
節分ならではの食べ物で、赤ちゃんが気を付けることはあるでしょうか?
豆
豆まきで使う豆は、赤ちゃんにとっては硬いです。噛み砕けずに、のどに詰まってしまう恐れがあります。赤ちゃんに食べさせるときは、そのまま食べさせず、細かく砕きましょう。豆まき用の大豆をあえて食べさせることはしません。
ふだん、離乳食に使う大豆を煮物にして食べてもいいですね。 また、室内で豆まきをする場合、床に落ちた豆を赤ちゃんが食べてしまうこともあります。私の保育所では、小さいビニール袋に10粒程度いれて、作った数を数えて豆まきをします。
恵方巻
赤ちゃんにとって海苔は、飲み込みにくく、のどに貼りつくので危険なことがあります。大人と同じ恵方巻は避けた方が安心です。 赤ちゃんに恵方巻を食べさせるときにはどうすればいいか3つのポイントをお伝えします。
・1歳以降。よくカミカミできるようになってから
・海苔を細かくちぎってご飯に貼り付ける
・海苔を青のりに変えると更に安心!
大人にとっても楽しい行事の節分。今年は赤ちゃんも一緒に楽しんでくださいね!
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。