ある日、息子の習い事の月謝が2千円上がったことがキッカケで、「ママ友とのお茶会を我慢すればいい」と言われ、毎月のお小遣いを減らされてしまった加奈子。
しかし、ママ友とのお茶会の時間は、加奈子にとっては癒しの時間だったため、どうしてもこの時間をナシにすることはできず……。この日はコーヒー1杯だけにして、お金を節約したのでした。
お茶会の後、パートを終え帰宅すると、先に帰っていた夫。すると、なぜかママ友とファミレスでお茶をしていたことがバレていて……!?
えっ、なんでそれを知ってるの!? 慌ててすぐに謝ったものの…
「通りかかったときに見たんだ」
「ご、ごめんなさい!!
昨日話したばかりなのに……!!
でも珍しいね……。そんな時間に……」
夫の言葉を聞いて慌てて謝る加奈子。
すると夫は、仕事中に突然息子から
電話がかかってきたことを説明。
「その……給食袋を忘れちゃって……
お父さん外回りの日なら、もしかしたら
持って来てもらえるかなーって……」
「えーっと……お母さんは?」
「家にもスマホにも電話かけたんだけど
お母さん出なくてさー」
息子は加奈子に電話をかけたにもかかわず、
一切通じなかったことから、
夫に連絡してきたのでした。
◇ ◇ ◇
きっと息子の電話に加奈子が気付いていれば、対応していたと思うのですが、ついうっかり話し込んでしまい、着信に気付かなかったのかもしれません。ただ、夫から「ママ友とのお茶会禁止令」が出た昨日の今日という状況に加えて、この件というのは夫の怒りを余計に買ってしまったのではないでしょうか……。
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