「もっと早く知りたかった！」ランジェリーショップで出合ったあるアイテムに感動！

 

9歳ごろに初潮を迎えてから経血量が多めだった私。初潮を迎えてすぐのころは、生理のときは普段使いの下着に生理用ナプキンをつけて過ごしていました。日中でも夜用の大型サイズのナプキンを着用するほどで、それでも動いているうちにナプキンがずれてしまって、下着に経血がついて汚れてしまう。そんなことが生理のたびにありました。

 

下着を洗濯しても経血のシミが完全に落ちることはなく、どんどんお気に入りの下着が汚れてしまう状態。泣く泣く捨ててしまうこともありました。

 

「嫌だな」と思ってはいても、私は「生理とはそういうものだから仕方がない」とあきらめていたのです。

 

そして私が中学生のころです。友だちと買い物をしていると、ランジェリーショップがあり、そこに「サニタリーショーツ」が売っていたのです。「サニタリーショーツって何？」と聞くと、友だちは生理の日に着ける下着のことだと教えてくれました。

 

このとき、生理のときは専用のショーツを使うんだということを初めて知り、衝撃を受けたことを覚えています。そして、「これならもうお気に入りのショーツを汚さなくていい！」。そう思って、さっそくサニタリーショーツを購入したのです。

 

私が買ったサニタリーショーツは内側が防水布になっていて、もし経血がついてしまっても洗濯で汚れが落ちやすくなっている物でした。

 

実際に使ってみると、普段使いの下着より、ピッタリと体にフィットする感覚があり、またショーツよりも経血のシミが残りにくくとても感動！ 「生理用のショーツだから、汚れてしまっても落とすことができ安心だ」と思えたことで、「汚してしまったら……」という気持ちの負担も減ったように思います。

 

また、中学生だった私にとって、生理時に下着を変えるだけという手軽さも助かりました。

 

 

サニタリーショーツとの出合いは、当時中学生だった私にとって感動的でした。母からは生理時にはくショーツがあることを教えてもらわなかったですし、恥ずかしさから、モレて下着を汚してしまっても周囲に相談ができずにいた私。

 

サニタリーショーツと出合ったことで、手軽に悩みを軽減できてうれしかったです。私が買った物は1枚1,000円足らずでおこづかいでも買うことができました。できれば、もっとはやくサニタリーショーツの存在を知りたかったと思っています。

 

著者／宮田しほり
監修／助産師 松田玲子