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「目の前が真っ暗に…」体の不調を放置した結果、救急車で運ばれる事態に!?

ある生理期間中、なかなか終わらない生理に違和感を覚えた私。しかし、「そのうち出血は止まるだろう」と放置してしまっていました。あるとき病院に運ばれてしまうほどの出来事になってしまい……!?

「目の前が真っ暗に…」体の不調を放置した結果、救急車で運ばれる事態に!?

 

「目の前が真っ暗に…」体の不調を放置した結果、救急車で運ばれる事態に!?

 

長引く生理に違和感

ある月の生理期間中、生理4日目にもかかわらず、生理2日目や3日目と変わらないほどの経血量があることに違和感を覚えました。しかし、それ以外に異変はなく、生理痛がひどくなったり血の塊が出たりするということもなかったため、「そのうち出血は止まるだろう」と深く考えることはありませんでした。

 

その後も、生理3日目~4日目程度の量の経血が続いていましたが、「婦人科は怖いイメージがあるし、行く時間もない」という理由から、婦人科へは行かず、インターネットで症状を検索してみることに。

 

インターネットの情報を見た私は、当時51歳だったため「これはきっと更年期の症状なんだろう」と考えるようになりました。

 

そして、そのまま婦人科への受診を後回しに……。気がつくと半年以上も放置してしまっていたのです。

 

救急車で運ばれて

しかし、出血が半年以上続いたころから、立ちくらみが頻繁に起こるように……。

 

最初は「疲れが溜まっているのかな」と思っていました。しかし、あるとき椅子から立ち上がった瞬間、頭がクラクラして目の前が真っ暗になるほどの立ちくらみに襲われたのです!

 

そのまま座り込んで動くことができず、倒れこんでしまった私は救急車で救急外来へ運ばれました。

 

ようやく婦人科へ

病院で検査をおこない、私はようやく婦人科を受診することになりました。

 

これまでの私は、婦人科の内診台にあがることが怖く、不安なことがあってもなかなか婦人科の予約を入れることができませんでした。

 

しかし今回の出来事で「このまま生理が続いたら、私の体はどうなってしまうんだろう」と不安になり、受診の決意が固まったのでした。

 

いざ婦人科を受診してみると、怖いと感じるのは内診の直前だけで、私は内診で痛みを感じることはなく、時間は5分程度で終わりました。診断結果は「加齢による生理不順」で、止血剤を処方してもらうと、約1年間も続いていた生理を終えることができました。

 

 

もっと早く受診していれば、倒れて救急車で運ばれることも不安になることもなかったのに……と思います。病気を早期発見するためにも、定期的な婦人科受診は大切だなと感じた出来事です。

 

著者/さくら みや
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子

 

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