ママにとって、陣痛は赤ちゃんに会える最後の峠です。「もうすぐ赤ちゃんに会える!」と思って気を紛らわしても、痛みはついてくるんですよね。今回は、出産時に陣痛を和らげるのに役立ったグッズ2点を紹介します。
陣痛の始まり
私は夜中に破水をしました。経産婦ではありましたが、破水から始まる出産を経験したのは初めて。車で20分程度の場所にある病院へすぐに向かい、診察後におなかに分娩監視装置をつけ、そこで陣痛が始まっていることが分かりました。
もともとおなかの張りが強かったせいもあり、陣痛が始まっていることにまったく気付いていませんでした。
下腹部が重い!鈍い痛み
下腹部が重くなるような鈍い痛みでしたが、最初は陣痛の間隔も長く、痛みもそれほど強くはありません。しかし次第に痛みは増していきます。陣痛を進めるために院内を歩いていたのですが、陣痛の間隔が狭くなるにつれ、立ち止まって手すりに頼らなければいけないほどになっていきました。
痛みを和らげた方法はコレ!
陣痛の間隔が5分くらいになってから、事前に病院から教えてもらっていたグッズを使用することになりました。1つ目はホッカイロです。おなかの痛みと同じくらい腰が痛くなってしまうことを、前回の出産で経験しました。そのことを相談した際に「ホッカイロ」をすすめられたのです。強くなってきていた腰の痛みは気にならない程度に軽減されていました。
2つ目は靴下です。陣痛が始まったら靴下を履くことを病院からすすめられていました。私は薄手の靴下を履いておいて、痛みがつらくなってきたところで厚手の靴下を履きました。
2つとも劇的に痛みを軽減するものではありませんが、私は活用してよかったなと感じました。足もとや腰を暖めることで、体が暖かくなるのを実感し、それと同時に痛みが和らぎました。ホッカイロは低温やけどなどに繋がることもあるので、注意して使用しました。(TEXT:小室 忍)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。