リサさんは以前、理不尽な理由ではなさんの家に怒鳴り込んで来たことがあり、はなさんはリサさんに対して苦手意識がありました。しかし、リサさんはご近所さんで、つむぎちゃんとサラちゃんは大の仲良し。はなさんは、リサさんとも仲良くしたいと思っていました。
しかし、自分が子守をしていた間に、不倫相手とお酒を飲んでいたことにドン引き。子ども達がいる手前、冷静を保とうとするはなさんですが……。
子どもには酷な話を堂々と…!?
「ねぇママ!スマホ鳴ってるよ」
リサさんのスマホを指差し、教えてあげるサラちゃん。
スマホを確認したリサさんは、「うげ……。これはめんどいな」と苦い表情を見せます。
「よしサラ、確認ね! 『ママとパパどっちと暮らす?』って聞かれたら、何て答えるんだっけ?」
「え〜と、ママ!」
リサさん親子の会話に、はなさんは言葉を失います。
「つむちゃんとも離れたくない」と訴えるサラちゃんに、「ママといれば問題ないから!」と笑顔のリサさん。
はなさんはたまらず、「旦那さんと何かあったの?」と尋ねると、「ずっとケンカしてるんだよね」と答えるリサさん。
「別れるにしてもサラの親権で揉めてて、今日が最終決戦って感じかも」
子どもたちに配慮して小声で話したはなさんの気も知らず、トーンを変えずに話すリサさんに、つむぎちゃんは驚いてしまいます。
「別れるってなに?つむも、サラちゃんと離れたくないよぉ」
わからないながらも、よからぬ話と理解したつむぎちゃんは、涙目で必死に訴えるのでした。
子どもの前で堂々と、夫との不仲や、離婚について話すリサさん。どんなに幼くとも、「子どもは親の話をよく聞いている」と感じることはありませんか? 離婚など、子どもにとってもセンシティブな話題は、軽々しく話すのではなく、きちんと配慮したほうがいいように思います。皆さんは、「子どもって意外と親の話を聞いているな」と感じた経験はありますか?