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ダイエットのおかげ!? 痛みにもん絶していた「足のつり」がなくなったのは【体験談】

冬になると、毎朝のようにふくらはぎがつり、その痛みで悶絶して起きていた私。痛みが遠のいた後も、1日中ふくらはぎに違和感を持ちながら生活しなければなりませんでした。冬は寒いし、足がつるのも仕方ないと半ば諦めていたのですが、最近ふと、今年の冬はまったく足がつっていないことに気付いたのです。足がつる原因を調べてみたら、冷えだけが原因ではなく、ダイエットが功を奏したのだとわかりました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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足がつる原因を調べてみた

40代前半までは、めったに就寝時に足がつることがなかったのですが、40代も半ばを過ぎ、寒い冬になると毎日のように夜中や寝起きにふくらはぎがつるようになっていたのです。

 

そこで、足がつることについて、本やネットで調べてみたところ、急に体を動かしたときに起こりやすい症状だということがわかりました。そして、運動中はもちろんのこと、長時間の立ち仕事や激しい運動をした後に筋肉疲労が蓄積されたことで起こる場合もあるそうなのです。

 

筋肉疲労以外にも、寝ているときや朝方にも起こるそうです。その原因は冷えをはじめ、ミネラル成分といった栄養不足や水分不足、あるいは熱中症、急激な寒暖差、さらには加齢や運動不足などで筋肉量が減ったり、血行不良になったりすることも一因になるとのこと。

 

40代半ばになり、体重が激増し、まったく運動をしなくなってしまったので、冬場、毎日のように就寝中に足がつっていたのも当たり前でした。足がつる原因を調べていくうちに、その対処法は、偶然にも私が1年間おこなってきた食事改善と運動によるダイエットと重なるものばかりだったことに気付いたのです。

 

食事改善と水分補給が役立った

ミックスナッツ

 

足がつらないためには、ナトリウムやカリウム、リンといったミネラル成分をとったほうが良いそうです。神経から筋肉に動くことを伝達するために必要な成分だからとのこと。ミネラル成分が豊富な食材としては、大豆製品や乳製品、海藻類、乾物類、ナッツ類、発酵食品などがあります。

 

どれもこれも、ダイエットのために努めてとるようにしていた食材ばかりでした。体重を落とすためには腸内環境を整えることが大切だと、ダイエットの食事講座で習っていた私は、積極的に食物繊維やミネラルが豊富な大豆製品や乾物、海藻類、発酵食品をとるようにしていました。腸内環境を整えれば、小腸で栄養が吸収され、カスは便となって排出されます。結果的に、足がつることの予防になっていたようです。

 

ダイエットのために水分補給にも気を配り、毎日1リットルを目標に飲んでいました。体内の余分な水分である老廃物を体の外に出し、むくみを防止するためです。体が水分不足に陥ると命の危機を感じて、水分をため込むのでむくんでしまうそうなのです。汗をかいて水分不足になりやすい就寝前にもコップ1杯の水を飲んでいました。この習慣もまた、足がつることの予防になっていました。

 

 

運動で血流が良くなり、つらないように

かかと上げのイメージ

 

ダイエットのため代謝アップとカロリー消費をしたかった私は、筋トレとピラティスを取り入れていました。2種の運動で血行も促進され、筋肉量も増えたことが、図らずも足がつることの予防になっていました。

 

特に気を付けて動かしていたのがふくらはぎです。全身の血行を巡らすポンプの役割をしているため、鍛えることでむくみ防止になり、下半身痩せにも一役買ってくれています。ふくらはぎを鍛えるにはかかとの上げ下げが一番効果的だと思いましたが、当時は、かなり太っていたため、3段階に分けておこなっていきました。

 

最初は片手を壁に添えて、足を肩幅に開いておこないました。その際に、前のめりになっているとふくらはぎに負荷がかからず、効果が半減してしまうので、上半身は姿勢をよくし、おなかも平らにするように心掛けていました。

 

次に壁から手を離しておこなうようにしました。グッとふくらはぎに負荷がかかるようになったのです。

 

最後は両足をくっつけ、足を30度ほど開いておこないます。ものすごくふくらはぎに負荷がかかりますが、効果は抜群でした。

 

ふくらはぎはスッキリし、ほとんどむくみも発生しなくなり、就寝中に足をつることもなくなったのです。

 

まとめ

寒い日々の中で、就寝中に足がつってしまうのはつらいことです。まさかまさか、ダイエットが足をつる予防になるとは思いもしませんでした。調べれば調べるほど、体はすべてつながっているのだとわかりました。

 

きれいに痩せるために腸内環境を整える食事改善は、結果として体に必要なミネラル補強になり、足がつる予防に。代謝をアップさせ、カロリーを消費するための運動は、血行を良くし、筋肉量を増やし、これまた足がつる予防になったのです。

 

冬だから、年だから仕方ないではなく、40歳を過ぎたからこそ健康を維持するために自ら動き出すことが大切だなと実感しました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/サトウユカ

 

 

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著者:竹みか

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