宝くじ売り場の前で足が止まって…
「あの宝くじ売り場、
高額当せん者が何人も出てるんだって」
ママ友の言葉を思い出した加奈子は、
(いやいや……そんなこと)そう思いながらも
思い切って宝くじを購入。
(もしも……当たったら……)
(これは私のお守りだ)
当たったときの自分の生活を
頭の中でイメージしながら、
足軽に自宅へと向かったのでした。
◇ ◇ ◇
宝くじを購入したことで、モラハラな夫との絶望的な日々を送っていた加奈子の心に、一筋の光が差し込みます。よく「宝くじは夢を買うもの」と言いますが、当たったときのことを考えると、とってもワクワクしますよね。
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