生理中も普通のショーツ派!
私はサニタリーショーツをはくと、下半身がゴワゴワするように感じてしまいます。私が気にしすぎなだけかもしれないのですが、なんとなく触り心地が苦手でサニタリーショーツを避けてしまっていました。
そんな私は生理中でも「サニタリーショーツよりも普通の下着派」だったため、生理中は普通のショーツに使い捨てナプキンをつけて過ごしていました。
経血量が多いタイプではなかったため、経血漏れの心配はありませんでした。しかし、それとは別の悩みが発生したのです。
傷みが気になって…
それは、使い捨てナプキンを普通のショーツに使用すると、使い捨てナプキンの取り替えで粘着テープをはがすとき、ショーツの生地が傷んでしまうということ。
せっかく触り心地のいいショーツの生地でも、ナプキンを剥がすうちにボロボロになり、毛玉だらけになってしまうことが悩みでした。「あ〜あ、お気に入りだったのにもうボロボロになっちゃった。がっかり……」と思いながら過ごしていたのです。
そんなある日、友人が「私、最近布ナプキン使ってるんだ~」という話をしてくれました。友人の話を聞いて、布ナプキンに興味を持った私は、インターネットなどで布ナプキンについて調べてみることに。すると布ナプキンは、ショーツとナプキンを固定する部分がスナップボタンになっているタイプがあることを知りました。
「これならショーツを傷めなくて済むかも!」と思った私は、期待を胸に布ナプキンを使ってみることにしたのです。
試してみると!?
さっそく布ナプキンを購入した私は、次の生理で布ナプキンを使用してみました。何度か布ナプキンを取り替えてみましたが、スナップボタンのおかげでショーツはまったく傷んでいませんでした。
使い捨てナプキンと布ナプキンでは、数回取り替えをしたときのショーツの状態があまりに違うので、私は「わ~~~! すごい! 布ナプキン万歳!」と思わず感動してしまいました。
使い捨てナプキンを使っていたとき、ショーツを傷つけないよう慎重にナプキンを取り外していたつもりでしたが、それでも多少はショーツの生地を傷つけてしまっていたようです。
使い捨てナプキンを使っていたとき、お気に入りのショーツが傷んでしまうことに悩んでいた私でしたが、布ナプキンと出合ったおかげで、今では好きなショーツを身に着けて生活することができています。さらに、生理時と通常時で下着の切り替えをしなくて済むこともラクに感じています。
著者/ココロナナコ
イラスト/アゲちゃん
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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