浴槽に行った次女があわや転落
休日の朝、私はいつものように洗濯物を干していました。小学生の上の子2人が上履きを洗おうとお風呂場へ行った際に、2歳の次女も一緒にお風呂場へ向かいました。私は「気をつけてね」と言ってそのまま洗濯物を干していたのですが、しばらくすると次女の泣き声がしたのです。
慌ててリビングに戻ると、お風呂場にいたはずの上の子2人がリビングに戻ってきていたのです。一気に血の気が引き、私がお風呂場へ行くと、そこには頭から浴槽に落ちそうになっていた次女の姿がありました。
浴槽の中には段差があり、かろうじて手は届く状態でした。しかし、頭の重さで態勢を起こすことができなかったのです。お湯は半分ほど残っていて、慌てて次女を抱えると、髪の毛が濡れていました。大声で泣く次女をなだめた私は、しばらく動悸が止まりませんでした。
この事故は、小2の息子が普段は閉めているお風呂のフタを開けて上履きを洗っていたことと、上の子たちが上履きを洗い終わるとそのままリビングに戻ってきていたこと、そして何より、私が一緒についていなかったことが原因でした。
今回は幸いにも浴槽の段差があったこと、本人が泣いてアピールしたことで助かりました。このどちらかが欠けていても浴槽に落ちて、最悪の場合は溺れていたと思うと、今でも胸が締め付けられる思いです。以降、何をするにしても「もしも」を想定すること、「誰かが見てくれる」という考えは持たないことを家族で共有し、安全対策を徹底するようにしています。
※お風呂場には小さい子どもにとって危険がいっぱいです。浴槽に転落した場合、ほんの少しの水でもおぼれてしまったりやけどをおったりする危険性もあります。お風呂場の扉が簡単に開かないようにするなど、安全対策をおこなっておきましょう。
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監修/助産師 松田玲子
著者:横山こなつ
地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。 美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。