義母の提案と私たちの思い、どちらを優先する?
第2子である娘の1歳の誕生日について夫と相談。第1子の息子は生まれたときの手術の影響で、発達がのんびり。人が集まる場で落ち着いて過ごすのが苦手で、実家や義実家の集まりではいつも手がかかりました。そこで「娘の誕生日は娘を主役にしてあげたい」との思いから、息子を保育所に預けている間に私と夫、娘の3人だけでお祝いをすることに。
そんなとき夫から、遠方に住んでいる義兄一家が久しぶりに帰省することを聞きました。翌日、義母から私宛てに「せっかくだからみんなで娘ちゃんの1歳のお祝いをしましょう」と連絡が。みんなというのは私たち家族、義両親、私の両親、義兄家族の合計12人。気持ちはありがたいものの「なんで義母に決められるの……?」、「息子も同席すると、落ち着いて娘のお祝いができないかも」といろいろな思いが巡ります。しかし、義母の気持ちを無下にもできません。義母の言う通りにしたほうがいいのか悩みました。
夫と再度お祝いをどうするか話し合った結果、娘のためにもやはり家族だけで祝うことに。義母には夫から「息子が落ち着いていられないから、娘のお祝いをしっかりできない」と電話で伝えてもらいました。すると義母は「言われてみればそうよねぇ」と意外にもあっさりした返答が。すぐに納得してもらい、拍子抜けしました。
娘の誕生日当日は、予定通り息子が保育所にいる間に、私、夫、娘の3人でお祝い。夜には息子も一緒にごちそうを食べ、家族全員で記念写真も撮って大満足の1日に。今回の義母とのやり取りで、自分たちが思っていることをちゃんと伝えれば理解してもらえることがわかりました。今後も変に気を遣ったり、遠慮したりすることなく、義実家と良い関係を築いていきたい思います。
著者:宇山のぞみ/女性・主婦。夫と発達に遅れのある3歳の男の子と1歳の女の子の4人家族。近くに住む両親や義両親にも助けてもらいながら育児を楽しんでいる。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています