記事サムネイル画像

「自転車に乗せればこっちのもの!」と思いきや娘は最後に必死の抵抗!住民の目が気になった私はまさかの結末に…!?

イヤイヤ期が始まった2歳の冬、私は自転車で20分程の距離にある実家に娘を連れて来ていました。両親と遊ぶのが楽しい娘は、夕方になっても帰りたがりません。帰る時間になっても娘は動こうとはしなかったため、無理やり帰ろうとしたのですが……。

 

帰りたくない娘の最後の抵抗

実家から帰りたがらない娘……。まずはお菓子で釣って両親との遊びを切り上げることに成功しましたが、今度はコートを着たくないと娘は言い出しました。しかし、季節は冬。私は別の話題で気を逸らしながら、コートをさっと着せ、素早く自転車の後ろに乗せました。


とにかく家路につきたかった私は、乗せてしまえばこっちのものだと思っていましたが、出発してすぐに自転車の後ろで娘が泣き始めました。コートを着たくないと言ったはずなのに、着ていることに気付いたようです。私は娘に話しかけながら、自転車を必死に漕ぎました。さらに、自宅へ向かっていることにも気付いた娘の怒りは激しいものになり、「戻って!」と泣き叫びました。そして娘は家に着くまでの20分間、自転車の後ろで泣き叫び続けたのです。


自転車を降りた娘は、最後の抵抗を見せました。

 

 

マンションのエントランスから動こうとしないのです。他の住民の目も気になる私は、なんとか家に入ろうとしましたが、娘の怒りは収まらず、マンションの周りを逃げ回りました。ついに私は折れ、実家には戻れないけど、ここから歩いて行けるところに行こうと提案すると、娘は「公園」と言いました。

 

日も暮れたころ

すっかり日も暮れたころ、私は娘を連れて近所の公園に行きました。夕飯の準備を諦めた私は、夜の公園で娘の気が済むまで過ごすことになったのです。

 

そして、しばらくすると娘の怒りは収まり、家に帰ることができました。こうして、娘と過ごした夜の公園は、イヤイヤ期の思い出として、忘れられないものになったのでした。

 

 

このとき、無理やり連れ帰ったことで、結果的に遠回りすることになってしまいました。やはり無理強いではなく、本人を納得させることが大事だと学んだ一件です。

 

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!

 


著者:矢飼ふゆ子

4歳の娘と夫との3人暮らし。趣味は映画や海外ドラマを観ること。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →