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39℃の発熱後に発疹が!突発性発疹の症状と経過

突発性発疹は、軽度の感染症で、高熱後に体幹を中心に発疹が出る病気です。2~3歳までにほとんどの子どもが発症するらしいのですが、わが子は9カ月のときにかかりました。高熱が出たあと、少し下がり始めたらおなか一面に発疹が広がりました。けれども食欲はあり、わりと元気に過ごすことができ、数日で熱も発疹も治まりました。

 

こんにちは。ママライターの石原みどりです。生後9カ月の赤ちゃんが初めて熱を出したとき、「母乳の免疫がなくなったんだ」とあまり心配はしませんでした。ところが、そのあと発疹が出てびっくり。病名は「突発性発疹」でした。今回は、そのときのわが子の様子と完治までの経過をお伝えしたいと思います。

 

突発性発疹ってどんな病気?

 

突発性発疹は通常、数日の間、38~39℃ほどの熱が出たあとに、体幹を中心に、全身に発疹が出る感染症です。感染力は弱いのだそうですが、2~3歳までの子どものほとんどがかかる病気といわれています。

 

発症すると免疫ができる病気なので、一生に一度かかるのみの場合が多いそうですが、2つの型があるため、2回かかる場合もあるそうです。基本的に症状が軽く、自然治癒しますが、まれに脳炎などの合併症を起こす場合があるのだそうです。

 

 

9カ月の赤ちゃんが発症

 

私の子どもは、生後9カ月のときに初めて熱を出しました。母親からもらった免疫は生後6カ月くらいまでで、その後、熱を出しやすいと聞いていたので、熱が出ても驚きませんでした。ところが、39℃近くまで熱があがり、心配になった私は小児科を受診。

 

小児科では風邪と診断され、元気もあったので安心しましたが、熱が下がってきたときにおなかにバーっと発疹が出ました。再度、小児科を受診すると、「突発性発疹」との診断を受けました。

 

 

経過は順調

 

熱が39℃あったときのわが子は、少し疲れた様子でした。一晩で38℃前後に熱が下がり、発疹がおなかまわりのみに出ました。その後、3日ほど38℃前後の熱が続きましたが、元気で食欲もあり、かゆみもないようで安心しました。

 

発疹は1日ほど濃く出て、2日ほどで薄くなり、数日でなくなりました。小児科を受診しましたが、とくに薬を使用することもなく自然治癒しました。現在9歳ですが、今のところ突発性発疹の発症はその一度のみです。

 

 

友人の赤ちゃんも、高熱後に発疹が出て、「突発性発疹」と診断されたそうです。多くは軽い症状のようですが、重症化する場合もあるようなので、赤ちゃんの様子を見て小児科を受診されたほうが安心できますよ。(TEXT:ママライター石原みどり)

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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