つらいつわりを乗り切る意外な工夫
初めての妊娠が判明し、喜びもつかの間。妊娠2カ月ごろからつわりがスタート。横になり、テレビやスマホを観て気を紛らわそうとしても、画面の光のせいか気持ち悪くなってしまいます。完全に娯楽が断たれてしまい、つらくて涙が出そうに。そんなとき、ふと昔インストールしていたラジオのアプリを思い出し、試しにラジオを流してみると気持ち悪さもなく、楽しめたのです。偶然流れていたラジオ番組のパーソナリティの明るい声に、元気が出ました。
その後、体調が良い日にラジオ番組へメールを送るとそのメールが採用され、放送内で「頑張ってくださいね! みんな応援しています」とエールを送ってくれることも。そんなラジオ越しの交流に、心が温かくなりました。つわりは妊娠6カ月ごろにおさまりましたが、継続してラジオを聴くように。月に3~4回たわいないメールを送っていましたが、2回に1回ぐらい採用され「お母さん頑張っていますね」などと言われると、うれしさがこみ上げました。
それから無事に息子を出産し、ラジオ番組に「子どもが生まれました!」とメールを送ると、パーソナリティやほかのリスナーさんからも「おめでとう!」と祝福の言葉が! つらい妊娠期でしたが、心の支えとなるものを見つけられて本当によかったです。今後、育児をしていく中で、大変なことやつらいことに出合うと思います。これからも大変なときこそ、前向きになれる方法を見つけていきたいと感じた出来事でした。
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作画/ひのっしー
著者:向田紀子
3歳の男の子のママ。動画配信サービスでアニメやドラマを観るのが趣味。現在はWeb記事に関わる仕事をしている。