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たった1日の旅行で体調不良に! 動悸、耳鳴り、頭痛などが起こり受診するとまさかの診断が!

長かったマスク生活が緩和され、コロナ禍の生活から元の生活に戻ろうとする動きが少しずつ見え始めた今日このごろ。すっかりコロナ禍の生活に慣れてしまった子どもたちは「コロナ禍前の生活ってどんなだっけ?」などと言っており、お互いに「こんな感じじゃなかったっけ」といった話をしていました。そんな中で、久しぶりの旅行に行ったのですが……そこで私は思いもよらない体調不良に見舞われることになったのでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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久しぶりの1泊旅行で予想外の体調不良に!

たった1日の旅行で体調不良に! 動悸、耳鳴り、頭痛などが起こり受診するとまさかの診断が!

 

 

たった1日の旅行で体調不良に! 動悸、耳鳴り、頭痛などが起こり受診するとまさかの診断が!

 

 

コロナ禍で遠出が制限される日々

コロナ禍の前、わが家はどちらかというとよく旅行をしていたほうでした。夫が単身赴任をしていたこともあり、そこへ旅行がてら出掛けていたのです。夫が住んでいるアパートのそばには学校や公園がいくつかあり、雨が降らない限りは外で一緒に遊んでいました。

 

また、子どもたちの長期休みのときは、車で1週間ほどの旅行に出ることも。行き先は動物園や公園など、外で遊ぶ場所が多かったように思います。

 

ところが、コロナ禍になってから一転、まったく旅行に行かなくなりました。というのも、専門職であることもあって、夫の職場が厳戒態勢を敷いていたからです。仕事以外での県内外への移動禁止・県外者との接触禁止・外食禁止・県外へ行った人とは2週間接触禁止などなど。

 

幸い、夫の単身赴任先は県内だったため、かろうじて家族の行き来は許されたのですが、それでも互いの地域の感染警戒レベルが高いときは行き来が制限される時期もありました。

 

そんなこんなで3年間、まったくと言って良いほど県外に出ることなく生活。そして、新型コロナが5類に分類されることが決まってようやく職場のそういった禁止令も廃止され、旅行に行くことができるようになったのです。

 

久しぶりの旅行。疲れているのに眠れない!

職場の厳戒態勢が解かれた春休み、久しぶりに旅行に行くことにしました。とはいっても長い間厳しい制限下にいたこともあり、何となく旅行に行くことに戸惑いがあったのも事実。しかも、久しぶりの旅行とあって、まずは様子見程度にしようということで、行き先は隣の県に決めました。

 

この3年間、移動はもっぱら車で1時間程度、外にいる時間は合計して最長5時間程度。そんな状態だったのが、久しぶりに片道3時間程度の移動、目的地に着いてからは日が暮れるまでずっと外、久しぶりの家以外での宿泊、久しぶりの外での食事……何もかもが久しぶりでした。

 

子どもの着替えなどを入れたリュックを背負って歩き回り、楽しく過ごした夜、さぞやゆっくり寝られると思ったら……眠れない! 目がギンギンにさえてしまって、なかなか睡魔が訪れません。体は泥のように疲れ切っていて指1本動かしたくないほどなのに、まったく持って寝られないのです。明日もあるのに!と焦って寝ようとしますが、目を閉じてもまったく眠れる気配がありません。

 

結局午前3時を過ぎたころようやく眠れましたが、翌日の疲労感は半端ないものとなりました。

 

 

帰宅後にも不調が続きまさかの診断!

睡眠不足の状態で迎えた翌日、しっかり睡眠をとって復活した子どもたちを相手に、なんとか1日を乗り切って帰宅しました。

 

ところが、わが家に帰って来たというのに、その日もやはりあまり寝られず、目がさえ渡る始末。しかも、やたらと体がほてり、妙な倦怠感も。さらにその翌日からはもっといろいろな症状が現れるようになりました。ひどい肩凝りに腰痛、腕が上がらなくなったり、日中でも動悸、耳鳴り、頭痛がしたり。目の奥がずっと痛かったり頭も重かったり、時には倦怠感で立っているのがつらかったりもしました。

 

あまりに様子がおかしいので、病院に行きました。そこで診断されたのは自律神経失調症。たった1日の旅行でなるのか!と驚いたのですが、医師が言うにはストレスが重なれば誰でもなり得ることだとのことでした。

 

年齢と共に適応能力が低くなっており、今回の旅行で環境やテンションの変化が大きく、自分で思っている以上にストレスがかかったのだろうと言われました。

 

一時的なものだろうから、とにかくゆっくり落ち着いた生活を心掛けるようにと言われました。そこで、外出は極力控え、規則正しい生活を心掛け、後に回せる用事はなるべく後に回しました。また、夜は眠れなくても部屋を暗くして布団に入り目を閉じるようにしました。そうして静かに過ごすこと3日。ようやく不調が落ち着き、元のように生活できるようになったのでした。

 

まとめ

コロナ禍で外出する機会が減り、運動不足になっていることは感じていました。だからこそ、久しぶりの旅行では近場を選び、体力温存を心掛けながら活動していたにもかかわらず、大いに体調を崩すことに。そもそも普段家の中で過ごすことが多い人が長時間外にいると、それだけでも刺激は多く、体に負担が掛かっているのだそう。太陽光、風、いろいろな音など、それだけでも五感をフル活用しているのだそうです。

 

また、今まで禁止されていたことをするという緊張感なども加わり、心理的なストレスも多かったのではないかとのこと。こんなところにもコロナ禍の影響はあったのだなと思った機会でした。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

マンガ/山口がたこ

 

 

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著者:おおさわ

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      せっかくの旅行の日に限って っていうの ありますよね

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