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「え…なんの音!?」リビングにいるのは赤ちゃんの娘だけ…目を離した一瞬の隙に起きた危険な出来事とは?

無事に生後1カ月を迎えた娘。冬だったので毛布に包み、リビングに設置したシングルサイズのローベッドに寝かせ、私も就寝時にはそこで一緒に寝ていました。シングルマザーのため大人は私しかおらず、毎日できるだけ目を離さないようにとトイレに行くだけでもハラハラしていたのですが……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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哺乳びんを洗おうと一瞬目を離した瞬間に…!

「まだ赤ちゃんで動けないから」母の間違った判断で娘の身に危険が!?

 

「まだ赤ちゃんで動けないから」母の間違った判断で娘の身に危険が!?

 

 

 

「まだ赤ちゃんで動けないから」母の間違った判断で娘の身に危険が!?

 

「まだ赤ちゃんで動けないから」母の間違った判断で娘の身に危険が!?

 

哺乳びんは5本用意していたものの、すべて使用済みの状態。「このままでは次に使うものがない! どうしよう……」と思い、急いで台所に向かいました。ところが2本目の哺乳びんを洗い終えたころで、リビングからドンッと大きな音が聞こえたのです。直後に「オギャー!」と娘の泣き声が響き渡り、急いでリビングに戻ると、高さ約20cmのローベッドから落下している娘の姿が……! すぐさま娘を抱き抱えましたが、私の頭の中は罪悪感と不安でいっぱいです。抱っこしているうちに泣き止み、すやすや寝始めた娘。

 

インターネットで「赤ちゃん ベッド落下」「生後1カ月 ベッドから落ちた」など、同じような事例をたくさん調べました。その結果、緊急を要する状態としてあげられる嘔吐や不機嫌、顔色の悪さなどに当てはまるものはありませんでした。普段と違う様子であれば、すぐに小児科へ連れて行こうと思いましたが、どうやら娘の体調や様子に変わりはないようです。その後は、万が一に備えてローベッドの代わりに布団を敷き、ベビーモニターを設置。離れていても娘を確認できるよう対策を徹底しました。

 

現在、娘は元気な3歳児ですが、あの日「まだ動けないから大丈夫だろう」と勝手な判断で娘を危険にさらしてしまったことを、今でもとても反省しています。それ以降大きな事故は起きていませんが、この件を機に、安全対策をしっかりして、わが子を守っていくことの大切さを実感しました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。赤ちゃんをひとりでベッドに寝かせる行為は大変危険です。絶対に目を離さないように気をつけてください。

 

※赤ちゃんがローベッドから落ちてしまったときについて
赤ちゃんが落ちてしまったときは、まず嘔吐はないか、顔色が悪くないか、意識ははっきりしているかを確認しましょう。なお1.5m未満から転落した場合、頭蓋骨骨折の頻度は0.7%と低く、椅子やソファーから転落した場合の頭蓋骨骨折は0%だったというデータもあります。問題がないようなら、半日ほどは安静にして様子を見てください。普段と違う場合は脳神経外科などの受診をおすすめします。

 

 

作画/mosu


著者:渡辺莉子

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