息子が0歳のころ、私が「大好き」と言いながらハグを繰り返していると、1歳半ごろから、息子も「だーっき」と言いながらハグを返してくれるようになりました。子育ては大変だけど楽しいこともある! 私が「子育ては楽しい」と感じる瞬間について紹介します。
毎日、何度も“大好き”のハグを繰り返すとき
イヤイヤしているとき、泣き叫んでいるとき、授乳後にゲップをさせるとき、一緒に遊んでいるときや膝に乗せているとき、私は息子に「大好き」と言ってはギュッとハグをしていました。機嫌が悪く、大泣きされるとママである私自身も泣きたくなってしまいますが、抱きしめることで息子もそして私自身も落ち着きます。
ママが育児をつらいと感じたら「一旦その場を離れる」とはよく言われますが、「ハグをする」も同じくらい有効だと思っています。
ママだけでなく家族みんなで息子にハグ!
わが家はみんなスキンシップが大好き! スキンシップのなかでも「ハグは、いちばん簡単に相手も自分も幸せにできる」というのがパパの持論で、夫婦喧嘩や現在8歳の長女との親子ケンカでも最終的にはハグで仲直りするというのが「わが家ルール」です。
息子も生まれてからママやパパ、6歳年上のお姉ちゃんの「ラテン系ハグの嵐」のなかで育っています。そのおかげか、今のところ人懐っこい、よく笑う子に育っています。
息子からみんなにハグのお返しが!
家族全員からの、ときには暑苦しいくらいのハグを受けて育っている息子が、1歳半過ぎたあたりから「だーっき(大好き)」と言って、ハグを返してくれるように!
子育ては大変なことも多いですが、こんな思いがけない「お返し」があると、心からの幸せを感じます。今では息子は家族全員に「大好きハグ」をしまくってみんなを幸せにしています。
息子の家族への「ハグ返し」は本当に微笑ましく、子育ての楽しさを感じます。小さな腕を広げてギュッとハグしている姿は本当に胸きゅんです。子育ては大変なことの連続ですが「愛情は愛情で返ってくる」を実感したできごとでした。
著者:伊川遥
女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。