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育児に邪魔な長い髪のカットを頼むと男性美容師が「本当に切るの!?」会計時に言われた言葉に思わず涙

初めての育児は、目の前のことをこなすだけで精一杯だった私。いつの間にか月日はながれ、もともとセミロングだった私の髪も、気がつくと肩甲骨まで伸びたロングヘアになっていました。ある日、たまたま時間ができたので、急きょ当日予約可能な近所の理髪店に髪を切りに行きました。

「子どもが生まれるとみんな…」理髪店の店主の言葉に感動!世の頑張るママに向けたうれしい言葉とは?

 

 

「子どもが生まれるとみんな…」理髪店の店主の言葉に感動!世の頑張るママに向けたうれしい言葉とは?

 

本当に切っていいの? と戸惑う店主

理髪店で「ショートヘアにしたいので、バッサリ切ってください」とお願いすると、40代くらいの男性店主は驚いて、「せっかくのロングヘアなのに、切ってもいいの?」と私に聞きました。

 

私は、最近子どもが生まれて髪の手入れがなかなかできず、ドライヤーで乾かす時間も十分に取れないこと、髪の毛を子どもに引っ張られて痛いこと、髪が長いと抜け毛の掃除も大変なことを伝えました。

 

店主は納得し、「じゃあ、きれいに見える感じで、なるべく短く切るね」と言ってくれたのです。

 

店主がポツリと呟いた、ママたちへのエール

黙々と髪を切られ、ロングヘアだった私はすっかりショートヘアになりました。

 

そして会計時、店主がポツリとこう呟いたのです。

 

「うちの若い女性客も、子どもが生まれると、みんなショートにするんだよね。子育て中は髪が邪魔だって。することがたくさんあるんだろうね」。

 

続けて、「本来なら、パパや、周りの人や、国がもっと頑張ってママをラクにしなきゃいけない。世の中のママたちは本当によく頑張っている」と、私を励ますように話してくれました。

 

 

店主のやさしい言葉は、初めての育児で疲れた私にはうれしくてたまらない言葉でした。また、「世のママたちを温かい目で見守り、陰ながら味方をしてくれる人もいるんだ。ママたちの頑張りを認めてくれる人たちがいるんだ」と元気をもらいました。

 

 

著者:長谷川なぎ/女性・ライター。4回の体外受精の末、2021年に男女の双子を授かった、2児の母。営業事務やコールセンターのオペレーター、イベントスタッフ、工場ワークや物流会社での肉体労働など、学生時代からさまざまな職種を経験。現在は、多彩なジャンルでライターとして活動中。

作画:こちょれーと

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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