2023年4月に誕生した新生児(男の子)4,199名に名づけられた人気の名前の中から、女の子にも名づけられていた「ジェンダーレスネーム」TOP10をご紹介します。
1位 碧(主なよみ:あお、あおい)
4月生まれの男の子で最も多かったジェンダーレスネームは「碧」でした! 2022年の名前ランキングでは1位と、人気が続いている名前です。
「碧」は、自然が生み出す青緑色を表します。紺碧の輝きを放つ海を連想させ、「美しく輝く人生を歩めるように」という願いが込められているようです。
2位 蒼(主なよみ:あお、あおい)
2位にランクインしたのは「蒼」。 2022年の名前ランキングでは4位と、こちらも近年トレンドになっている名前です。
「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2022年男の子の漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。
3位 凪(主なよみ:なぎ)
3位には「凪」がランクイン。2022年の年間ランキングでは13位という順位でしたが、今年はさらなるランクアップが期待されます。
「凪」は、風が止んで波がなくなり、海面が静まる様子を表します。穏やかで爽やかな春の陽気にぴったりの漢字です。
4位 樹(主なよみ:いつき)
「樹」が4位にランクインしました。2022年は15位にランクインしていた名前です。
「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージさせます。
4位 湊(主なよみ:みなと)
同率で4位にランクインしたのは、「湊」。2022年男の子の名前ランキングでは7位でした。
「湊」は、水上航路の集まってくるみなとを表します。「集まる」の意味から、「人気者になるように」「友人に恵まれるように」といった願いが込められることもあるようです。
6位 陽向(主なよみ:ひなた)
6位にランクインしたのは、「陽向」でした。2022年の男の子の名前ランキングでは10位に入っています。
太陽を意味する「陽」という漢字に、ある方向に進むことを示す「向」という漢字を組み合わせることで、明るい方向に進んでいくこと、輝かしい未来を連想させます。
7位 旭(主なよみ:あさひ)
「旭」が7位にランクイン。2022年の名前ランキングでは38位という結果でしたが、今年は大きなランクアップが期待されます。
旭は朝日を意味し、きらきらと輝いて明るい様子を表します。力強い生命力や、明るい未来を連想させる名前です。
8位 伊織(主なよみ:いおり)
8位には「伊織」がランクインしました。2022年の名前ランキングは11位で、今年さらに人気が高まりそうな注目の名前です。
「伊」という漢字に、細やかな模様が織り込まれた柔らかい絹織物を指す「織」を組み合わせ、どこか古風で凛とした男の子をイメージさせます。
9位 晴(主なよみ:はる)
9位は「晴」がランクイン。2022年の名前ランキングは29位でしたが、毎年春に人気が高まる名前です。
「晴」は、雲が去り空が澄んだ様子を表します。晴れた空のように明るく清々しい心の持ち主になるようにと、名づけに用いられることが多いようです。
9位 蒼空(主なよみ:そら)
同率で9位にランクインしたのは、「蒼空」。2022年の名前ランキングでは9位にランクインしており、近年安定した人気を誇っています。
青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」と「空」を組み合わせることで、陸の青と空の青が融合した美しい名前になっています。
9位 朝陽(主なよみ:あさひ)
さらに同率で「朝陽」が9位にランクイン。2022年の名前ランキングは5位で、近年人気の高い名前です。
「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。
9位 陽(主なよみ:はる、ひかる)
「陽」が同率で9位にランクインしました。2022年の名前ランキングでは25位に入っています。女の子では「ひなた」というよみも見られました。
「日の当たる丘」を意味する「陽」という漢字を1文字で用いることで、親しみやすさを感じさせます。明るさやあたたかさを印象づける名前です。
4月生まれの男の子に人気だった「ジェンダーレスネーム」12のうち、8つの名前が「一文字ネーム」でした! 海や空、風や木々など、自然を連想させる漢字が多く用いられていたのも印象的です。これからの名づけの参考にしてくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2023年4月1日(土)~4月25日(火)
調査件数:8,208件(男の子:4,199件/女の子:4,009件)