こんにちは。ママライターの奥田美紀です。娘が幼稚園の年長になって少し経ったころ、夫に転勤の辞令が下りました。転勤先は、何百kmも離れた遠方の街。年度途中での幼稚園転園という試練!?を乗り越えた体験談をお伝えします。
転園先探し!さっそく情報収集
大好きだった幼稚園の先生やお友だちとお別れ……。もちろんショックは「大」ですが、悲しみにひたる間もなく転園先の情報収集開始です。
新しい勤務地から住むエリアをだいたい絞ったら、そのエリア近辺にある幼稚園をリストアップ。その中から、今の園と似た雰囲気で、なじみやすそうな園をチェックしていきました。
いくつかの園に電話で問合せたところ、幸いどこも受け入れ可とのこと。あとは、実際に見学して決めることにしました。
見学のときのチェックポイント
引っ越しが終わったら、転園先の見学です。「お弁当か給食か」「延長保育はあるか」「園バスのルートは」などに加え、卒園まで1年足らずということもあって、「制服などを購入する必要があるか」ということも要確認ポイントでした。
何よりも、「通う本人が気にいるか」「在園児や先生の雰囲気は合いそうか」という点を重視しました。やはり、親だけでなく子どもと一緒に、通常の保育が行われている日に見学するのがベストです。
緊張の初登園!お友達はできたかな?
いよいよ新しい園への初登園。本人ももちろん緊張していたでしょうが、お友だちはできるかな、戸惑って泣いたりしていないかな……と、親も内心ドキドキでした。
元気よく帰りのバスから降りてきたのを見たときは、本当にホッとしました。最初くらいは……と、娘の好きなものばかり詰めたお弁当箱が空っぽになっていたのも、忘れられない思い出です。あっという間に新生活に馴染んでいった娘。子どもの適応力は本当にすごいです!
知らない街への引っ越しと転園は、不安になるのも無理はありません。でも、「今度はどんなところだろう?楽しみだね!」というママの前向きな姿勢が、新しい世界へ飛び込むわが子の力にもなると思います。(TEXT:ママライター奥田美紀)