親の良かれと思っていたことが、実は違う……?
できるだけ家族3人で一緒にいる時間を作りたくて、夫が休みの日には外出するようにしていました。夫は土日も仕事をすることがありますが、家にいるときはよく娘と遊んでくれるので、娘はパパが大好きです。
ある土曜日、家族3人で近くの街にお出かけし、食事と買い物を楽しむことに。食事を終えたころ、雨が降りそうだったため、急いで帰宅しました。仕事の疲れが出たのか、夫は帰宅するなりお昼寝。お互い疲れているのに自分だけ休む夫に私はイライラしてしまいました。
イライラを発散できないまま翌日に。普段なら夫がいない日は、娘と2人で近所の公園で遊んで過ごすのですが、昨日のイライラが残っていたので、娘と遠出したい気分でした。どうせなら、娘の行きたい場所に連れて行こうと、希望を聞いてみることにしました。きっと「いつもと違う場所がいい!」と言うだろうと考えていると、「近くの公園がいい!」と即答。
娘の思わぬ回答に、「そっち!?」と拍子抜けしました。希望通り、近所の公園へ連れて行くと、とても楽しそうです。いろいろな場所へ出かけて、さまざまな体験をさせてあげたいと思っていましたが、もしかしたら子どもの思いは別なのかもしれません。何かをするときは、娘の意見を聞いてみることが大切だと思った出来事でした。
作画/becomachi85
著者:海月ミサ
夫とともに3歳の娘の育児に奮闘するワーママ。仕事と育児の両立に奮闘中。知育に興味あり。