それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまうのですが、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めると、痛みはラクになったのでした。
そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまったママぺいさん。最初病院に行かず、痛みに耐えようとしていたのですが、洋服を脱いでいると、ブルーベリージャムのような血の塊が突然垂れてきたのです!
血の塊が出たことで急きょ病院へ向かうため、タクシーを手配することに。タクシーが到着し、さっそく旦那さんと一緒に乗り込むのですが……?
タクシーに乗ると、痛みが襲ってきて…
※マンガ内ではマスクを省略しております。
タクシーに乗り、ホッとしたのも束の間。
再度おなかの痛みが、
ママぺいさんを襲ってきたのです。
必死で痛みに耐えながらも、
タクシー運転手さんの問いかけに応じていたママぺいさん。
すると次の瞬間、旦那さんがそっとやさしく
背中をさすりだしました。
(気持ちだけで充分だ。ありがとう)
そう思いながら、ママぺいさんは
旦那さんの手をギュッと握りました。
その後、なんとか病院に到着すると、
「大丈夫?」と問いかける旦那さん。
ママぺいさんは、「うん……。波ガキテルダケ……」と
あまりの痛みに片言で答えたのでした。
タクシーに乗ると、次第におなかの痛みが加速し始めたママぺいさん。タクシーの中だと自宅と違って自分のラクな体勢に変えることができず、ひたすら同じ姿勢で痛みに耐え続けなければならないのでつらかったと思いますが、なんとか無事に病院にたどり着くことができてよかったです。
監修/助産師 松田玲子