それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまうのですが、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めると、痛みはラクになったのでした。
そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまったママぺいさん。最初病院に行かず、痛みに耐えようとしていたのですが、洋服を脱いでいると、ブルーベリージャムのような血の塊が突然垂れてきたのです!
ママぺいさんはタクシーを呼び、旦那さんと一緒に病院へ。
診察時、医師からは「クローズですね」という言葉が飛び出しました。「子宮口が開いてないので、このあとNST検査をして赤ちゃんも問題なさそうだったら自宅に帰って様子を見てください」。そう説明を受けると、ママぺいさんは絶望的な気持ちになってしまって……?
1時間ほど診療台に座り、痛みに耐えていると…
ひとまず現状を旦那さんに報告するママぺさん。
痛みに耐えながら診療台に座っていたのですが、
1時間ほど経過すると、助産師さんが戻ってきました。
「NSTお疲れ様でした! 念のため再診しますね」
すると、予想外の展開に……!
「あ、すごい! ママぺいさん子宮口4cm!
このまま入院しましょう」
その言葉を聞いた瞬間、
ママぺいさんのテンションはMAXに。
分娩室へ移動し、もう一度内診すると、
今度は子宮口が5cm開いていました。
「麻酔科の先生呼びますね」
その言葉を聞いたママぺいさんは、
(思ったよりすんなりでよかったー!)とホッとするのでした。
1時間前は子宮口が開いていなかったものの、1時間を経過すると子宮口が4cm開いたママぺいさん。診療台に座り、ただひたすら痛みを耐えるのはつらかったと思いますが、このまま入院できることになって本当によかったですね。
監修/助産師 松田玲子