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「まぶたが下がってきた…」コンタクトレンズの長年の使用が一因!? 眼瞼下垂の手術を決行した結果

長年のコンタクトレンズの使用に加え、加齢が原因で発症した眼瞼下垂。50歳になったのを機に、思い切って手術して治すことにしました。美容的な気がかりが解消したことで、心も体も軽~くなった私の体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師田辺直樹先生

田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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長年のハードレンズ装着に加齢で眼瞼下垂に

眼瞼下垂とは、まぶたが下がってきて見にくくなる病態のこと。大人になってからなる眼瞼下垂のほとんどは加齢の影響によるものだそうです。上まぶたを上げる筋肉の力が弱くなったり、その付着部である腱が弱くなったり、剥がれたり、穴が開いたりすることが主な原因。ハードコンタクトレンズを長年つけていたり、眼を開ける器械を使って眼の手術をおこなうと起こりやすい症状だそうです。

 

私は大学生のときからハードコンタクトレンズを使っており、使用歴は25年以上。おまけに47歳のときに網膜静脈閉塞症になって、目を開けて注射をした経験もあります。

 

最初に目の左右差が気になったのは、運転免許証の更新の際の顔写真がウインクし損ないのような左目になっていることでした。普段は見た目よりも2割増しくらいにじょうずに撮ってくれるのに「あれ? カメラマンさん変わったのかな?」「この顔で5年間も嫌だな(ペーパードライバーなので、万年ゴールド免許)」と思いました。

 

もうこの年齢になると、ほとんど自分の写真を撮らないように。だから、他人のせいにしてその後もほとんど気付かず、あまり気にしていなかったのです。

 

中程度の眼瞼下垂で自覚し、悲観的になる

眼瞼下垂の状態

 

もともと眼瞼下垂は一朝一夕になるわけではありません。おまけに、毎日見慣れている顔だけに自分自身では微妙な変化に気が付きません。たまに撮る写真で片目ウインク状態が続くことで、「あれ? 最近こんなんばっかだな」と思うように。左右差がひどいと感じたのは、上のまぶたが瞳孔部分にかかるようになったときでした(写真)。

 

そして、一度気になるとトコトン気になるように。周りの人はこの左右差に気付いているのか、左右差を気持ち悪いと思わないのか(夫に聞いたところ、そうだね。たしかに左右差あるねというような軽めの反応でした)……。

 

ネットで調べると、肩凝りや疲れやすくなるとも書いてありました。まさしくそれじゃないかと、更年期や生活習慣で起きる症状もすべて眼瞼下垂に結び付けてしまったりしました。何より左右差があることで、主に人に会う仕事をしているのに、人に会いたくなくなるし、自分に自信が持てなくなっていきました。

 

 

バランスを重視して両目の手術をして改善

そこで、かかりつけの眼科医に相談。「たしかに眼瞼下垂の傾向がありますね。症状を治すのであれば手術しかありませんが、手術は保険内でできる可能性があります」とのこと。おまけに、近くに対応してくれる病院が。それも女医さん! 私は悩みを共感してもらえそうな女医さんに診てもらうのが第一希望でした。

 

早速受診すると、私の場合、まぶたを上げるための筋肉の力が衰えてしまったことが原因だと言われました。その筋を引き上げて固定する手術が保険内でできるというありがたい提案も。手術時間はわずか1時間程度、その後1週間程度は目が腫れてサングラス生活だけれど、徐々に違和感なく、左右差が解消されるとのこと。

 

でも、左右差を解消するには、両目の手術をしたほうがよりバランスが取れると医師から言われました。とても悩みました。悩み抜きましたが、手術をすることに。

 

手術後の目の状態

 

1週間後抜糸したころは、まぶたに二重のラインをマジックで書いたような状態でしたが(写真上)、

 

 

手術から1年以上たった現在は、私自身は左右差がほとんど気になりません(写真上)。

 

まとめ

眼瞼下垂の手術は麻酔が効いているとはいえ、1時間近くかかり、その間まばたきできないし、しんどいにつきました。手術後の自分の目を最初見たときは「うわ~。プチ整形したみたいで嫌だ~」と思っていましたが、比較的順応性が高い性格なので、すぐに慣れて良い感じ。

 

何よりも、他の人に左右の大きさが違う目をどう思われているのかな?という心配もなくなって、人と接するときの雑念が解消されたのは、仕事でも日常生活でもよかったです。

 

なんとなくですが、肩凝りに悩まされる頻度が減り、上がらない片方の目を上げようとすることもなくなったのもうれしかったです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/村澤綾香

 

 

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著者:杉田リエ

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